『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

ひとりの少年が“ピーターパン”になるまでを描くファンタジー超大作『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』が明日から公開になる。本作は大画面にはえるファンタジー描写やアクションもふんだんに盛り込まれているが、モニター試写会の感想のトップは“感動した”だという。

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本作は、誰もが知る“ピーターパン”の知られざるドラマを描いた作品で、ものごころがつく前に母と離れ離れになってしまったピーター少年が夢と希望の世界“ネバーランド”に足を踏み入れる場面からはじまる。そこは海賊船が空を飛び、島が空中に浮かぶ不思議な世界で、恐ろしい海賊“黒ひげ”(ヒュー・ジャックマン)がピーターの前にたちはだかるが、彼はこの世界に母がいると信じて冒険に乗り出す。

本作はアクション/ファンタジー大作だが、女性からの注目度が高いそうで、公開前に数回実施したモニター試写会では女性客の比率が高いという。観賞後に行ったアンケートでは観客の90パーセント以上が「感動した」と回答。「ピーターとお母さんのドラマに感動した」「フックやタイガー・リリーのキャラクターもよく考えられていて感心」「とにかく画面がきれいで、ピーターの飛行シーンはわくわくした」「母と子の愛情、友情のドラマがちゃんと描かれていて、思わず涙が出た」などの声が寄せられている。

本作の冒頭ではピーターは赤ん坊の頃に母と別れており、自分の母親の顔さえ知らない。しかし彼は信じていればいつか母に会える、母に会うために行動しなければならないと勇気をふりしぼることで、成長を遂げていく。本作でピーターを演じた新星リーヴァイ・ミラーの演技を評価する声も多いそうで、本作で観客は興奮のファンタジードラマと、感動を一度に味わえるようだ。

『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』
10月31日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国公開