ピクセラ、法人向けパノラマVRのトータルサービスを16年3月に開始

2015.10.30 18:46配信
賃貸住宅のパノラマVR映像をタブレットなどでみると、部屋のバーチャル内覧可能に

ピクセラは10月28日、「AR(拡張現実)/VR(仮想現実)事業発表会」を開催、法人けパノラマVRサービスを2016年3月に開始すると発表した。パノラマVRを撮影する360°カメラの「Sphericam 2」の販売、パノラマVRコンテンツの管理・配信システム、パノラマVR PCなどのプレーヤー開発や提供、再生機器の販売などを手がける。同社が掲げる三つの新規事業の一つで、まずは賃貸住宅のバーチャル内覧や、旅行雑誌やカタログなどのプロモーション用途での販売を狙う。

撮影機材では、360°カメラの「Sphericam 2」を製造する米・Sphericamと業務提携。テニスボール大の筐体に六つのカメラと四つのマイクを備え、4Kで60fpsの撮影が可能な「Sphericam 2」を販売する。ライブストリーミングにも対応しているため、音楽ライブやスポーツなどのライブ配信にも活用できる。16年4月から6月にも発売する。コンテンツ管理や配信では、2016年中にサーバー側でのH.265リアルタイム変換を実現させ、高画質なパノラマ動画を小さなネットワーク負荷で配信する環境を構築する。

コンテンツ再生では、パノラマVRサービス用に最適化し高級オーディオのようなデザインのケースに収めた「パノラマVR PC」を提供。ヘッドマウントディスプレイを接続することで、没入感の高い360度パノラマ映像が体験できる。また、iPhone/iPadやAndroid端末でも体験できるモバイル向けプレーヤーアプリも用意。カタログなどに記載されたQRコードを読み取り簡単にコンテンツを楽しめる。

発表会でピクセラの森佳昭 執行役員 営業企画本部 本部長は「AR/VR市場は2020年には世界で18兆円規模の市場になる」との予測を紹介。「ユニークなデバイスと組み合わせ、当社の配信・閲覧システムを使って新しい映像体験を提供する。世界各国の面白いデバイスメーカーとタッグを組んでいく」と意気込みを語った。12月にも無料アプリを提供し疑似体験できるようにするという。

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