ラプンツェルの声探しに数百人のオーディション

前回の同プレゼンテーションに登壇された『塔の上のラプンツェル』ラプンツェル役の中川翔子さんは、本日は登壇されませんでしたが、11月7日におこなわれた「D23 Expo Japan 2015」のオープニングセレモニーで生歌を披露されました。

2010年に公開された映画『塔の上のラプンツェル』の主人公ラプンツェルは、今までにないユニークなプリンセスです。

VTRに登場した監督のネイサン・グレノ氏は、自分を探しに行くエネルギッシュなラプンツェルは強い人じゃなければいけない、しかし塔の中にいたラプンツェルは弱気であるため、徐々に成長することが必要になる、優しさと強さを兼ね備えた声優を見つけるために数百人のオーディションをおこなったとコメントされました。

 

エルサ役松たか子の生吹き替え&生歌唱

エルサ(松たか子) ©Disney

今回のプレゼンテーション最大のサプライズは、『アナと雪の女王』エルサ役の松たか子さんが登壇したことでしょう。

リック・デンプシー氏が「特別な才能を持ったエルサの声優に、ぴったりな人に巡り会えた」と『アナと雪の女王』の映像をながすと、舞台中央にセリ用の穴があき、本人が登場する前から会場からは歓喜の声が漏れ聞こえてきました。

松たか子さんが東京ディズニーリゾートのステージに立つのは、2015年1月に東京ディズニーランドのパレードに出演して以来のこと。

今回のプレゼンテーションでは、ディズニーファンの前で生吹き替えを実演。

歌唱部分も含まれる、映画中盤の“生まれてはじめて(リプライズ)”とクライマックスシーンの、異なる心情のエルサを披露しました。

リック・デンプシー氏から「エルサを演じた感想」を聞かれた松たか子さん。

「ディズニー・プリンセスに出会えるのは一生に一度のこと。」

「(公開後は)自分が思った以上の反響を頂いている。」

「知人の子どもたちがマントをひるがえして歌っている動画が、続々と携帯に送られてくる。」

「それを見て“このために私はがんばったんだな”と」

とコメントするとともに、『アナと雪の女王』を愛する多くのファンに感謝の言葉を贈っていました。

また、「お気に入りのシーン」を聞かれた松たか子さんは、「みなさんもうご覧になられてますか」とネタバレの心配をしつつ「アナが凍ったあとに息がぽっとでるところ」回答されていました。

「せつなさを感じる息遣いが、せつなくて可愛くてきゅんとする」と語った松たか子さんが、可愛くてきゅんとした瞬間でした。

 

あっという間の1時間

最後に、世界中のエルサが「レット・イット・ゴー」を歌う映像を流し、プレゼンテーションは終了。

プレゼンテーションをみたディズニーファンからは「無駄な演出もなく、流れるような構成で、あっという間の一時間でした。」との声も聞かれ、プレゼンテーションへの満足度の高さが伺えました。

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