ハンドボールアンバサダーに就任した北原里英

 第40回日本ハンドボールリーグ開幕記者会見が2日、東京都内で行われ、アンバサダーに就任したNGT48のキャプテン北原里英が、元日本代表キャプテンの東俊介氏とトークショーを行った。

 中学時代、ハンドボール部に所属していた北原は、ハンドボールを始めたきっかけを「小学生って、男子も女子も脚が速いかドッジボールが上手だとモテるじゃないですか。それで私はもともとは球技が苦手だったんですけど、一番球技らしいハンドボールで球技の上達を目指そうと思ったんです」と語った。

 また、東氏から「NGT48のキャプテンをやる上で、ハンドボールをやっていて良かったと思うことはある?」と聞かれた北原は「中学生当時から、部活内でもめごとなどがあった時も、ちゃんと発言して解決していました。思ったことをちゃんと口にするのは部活で学びました。(NGT48の)キャプテンになって、言いづらいことがあっても言えるようになったのはハンドボールのおかげかなと思います」と答えた。

 アンバサダーとしての意気込みを問われると「ハンドボールはやっていても楽しいし、見ていてもプレーが華やかなスポーツ。日本でもっと人気になればいいと思っていました。今回アンバサダーに就任させていただいたので、私が少しでも力になってハンドボールを盛り上げていけたらいいなと思っています。ハンドボールはそんなにルールが細かくないので初心者でも楽しめるスポーツです。これまであまり興味がなかった方も、見ればハマるんじゃないかと思います。ぜひ注目してください」と力強く決意を述べた。

 日本ハンドボールリーグ機構では40周年のイベントとして選手の総選挙(人気投票)を行う。男女各1名ずつの選手名を投票してもらい、シーズン終了後に発表するというもの。それを聞いて北原は「(自分も何度も経験しているから)総選挙は、選手の心の負担を考えると苦しくなりますね」と自身の経験を振り返った。14日の開幕戦には北原も応援に駆け付けるという。