ピノキオ

1940年公開、ディズニー長編アニメーション第2作『ピノキオ』。

ブルー・フェアリーによって命を与えられた人形の男の子ピノキオが、生みの親のゼペットや良心のコオロギ、ジミニー・クリケットに助けられながら、正直で優しい本物の人間になるための冒険物語。

『白雪姫』に続く長編アニメーションの2作目でありながら、新たな技術や表現に挑戦。

プリンセスのおとぎ話でミュージカルというパターンも外し、人形の男の子の冒険物語としました。

常に新しいものを求め続けるディズニーらしい、初期の名作です。

ディズニーを象徴する名曲「星に願いを」を生み出したほか、ピノキオ、ブルー・フェアリー、ジミニー・クリケット、フィガロといったキャラクターを誕生させました。

75年前の作品ながら、いまだにディズニーには欠かすことのできない魅力を持つ作品です。

 

ダンボ

1941年公開、ディズニー長編アニメーション第4作『ダンボ』。

耳の大きなサーカスの象ダンボがコンプレックスを乗り越えて空飛ぶ象として人気者になるお話。

第2次世界大戦下で生まれたダンボは、ウォルトをはじめディズニーのスタッフが作りたい映画をそのまま形にしたような作品。

言葉を発しない象を主人公に、その表情や耳と鼻の動きだけで感情を表現させています。

酒に酔ったダンボが見るピンク・エレファントの夢のシーンは必見です。

 

ふしぎの国のアリス

1951年公開、ディズニー長編アニメーション第13作『ふしぎの国のアリス』。

アリスが白うさぎに着いて行った先でチシャ猫やマッドハッターやクイーン・オブ・ハートなど様々なふしぎの世界に出会うお話。

アリスの独特な世界観の評価は今でも非常に高く、人気を保ち続けています。

東京ディズニーランドのファンタジーランド拡張計画では、新たに『ふしぎの国のアリス』のエリアが誕生する予定です。

 

眠れる森の美女

1959年公開、ディズニー長編アニメーション第16作『眠れる森の美女』。

魔女マレフィセントの呪いと、オーロラ姫とフィリップ王子の愛を描くプリンセスストーリー。

ブルーレイBOXではじめてプリンセスがでてきました。

とはいえ、あまりプリンセス色は強くなく、映画全体が美しい絵画作品のようなアニメーションです。

悪役マレフィセントは、ディズニーの中でも最強の悪役。

『マレフィセント』として近年実写化もされた作品です。

 

101匹わんちゃん

1961年公開、ディズニー長編アニメーション第17作『101匹わんちゃん』。

さらわれたダルメシアンの子犬たち計101匹がクルエラから逃げ出す冒険物語。

コンピューターもなかった当時に101匹もの犬を描き、さらにそれぞれの子犬に黒いブチを描くという当時驚きの技術。

人間相手に子犬たち、周りの動物たちが一致団結して戦う、観ていて楽しい作品です。

 

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