2:寝具にはお金をかける

頰ずりしたくなるほど気持ちいい枕カバーや寝具カバー。寝転ぶとふわふわで快適なマットレス。睡眠時間は人生の30%を占めると言われていますから、寝具にはしっかりとお金をかけましょう。

スポーツ選手を思い出してください。日中のパフォーマンスをあげるために、しっかりと睡眠をとっていますよね? そのために、寝具にもこだわりを持っている人が多いことはCMなどでご存知かと思います。つまり、生活や仕事のパフォーマンス力をあげるために、寝具にお金をかけて睡眠の質をあげることが大切であり、投資した分を回収できる率も高いのではないでしょうか。

お金をかける分、寝るのが楽しみになり「そういった気持ちでベッドに入るだけでも睡眠の質が改善される」と筆者は教えてもらいました。先ほどの調査で「早く寝たいのに夜更かししちゃう」という声が非常に多かったですが、寝具にお金をかければそんな悩みもすぐ解消されますよ。

ぜひ通勤時間やお昼休みなどの空いている時間にスマホで検索して、次のお休みは実際に寝具を見に行ってみてください。

3:「この時間に仕事を終わらせる!」と決める

「睡眠の準備は、仕事が終わったときから始まっています」と初めて聞いたとき、筆者はビックリしました。ですが、冷静に考えてみれば、仕事が終わってからすることを想像してみたら、帰宅してご飯を食べてお風呂に入ってゆっくりして寝る……確かに、夜ベッドに入って寝ることがゴールになっているんです。

つまり、今日やると決めていた仕事を決めた時間にきっちりと終わらせることができれば、気分良く睡眠までいけます。中途半端に終わらせるとモヤモヤが残ってしまいますし、逆に終わらせるために無理に残業したりすると変に疲れてしまうことになり、寝る前まで引きずることになりかねません。

究極にいえば、仕事を始めたときから、今日の睡眠の質を決めるレースは始まっているのです。気持ちよく眠りにつくためにも「この時間に、ここまでの仕事は終わらせる!」という計画を事前にしっかりと立てて、仕事をきっちり終わらせるようにしてみましょう。睡眠の質も、仕事の質も上がって、一石二鳥ではないでしょうか。

筆者はキャバ嬢として働いていたときから実践していますが、朝4時就寝→9〜10時起きでも効果ありでした。キャバ嬢を卒業した今も、入眠の儀式は変わらずおこなっていますし、今回ご紹介した他の方法2つも実践中です。夜中に変に起きちゃったり、寝ても起き上がるのがだるかったりすることが改善されて「すっきり寝れた〜!」と感じる日が、どんどん増えています。

まずは実践しやすい“入眠の儀式を決める”から、ぜひ実践してみてください。1週間もすれば、睡眠の質が改善されたのを実感できるはずです。では、いい夜を!

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。