報道陣の前で公開アフレコ収録に臨んだ今田美桜

 映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』アフレコイベントが21日、東京都内で行われ、日本語版吹き替え声優を務める女優の今田美桜が出席した。

 本作は、ブラックスーツとサングラスに身を包み、地球上に生息するエイリアンが犯罪や侵略行為を行わないように監視・取り締まりを任務とする「メン・イン・ブラック」の活躍を描くシリーズ最新作。

 今回、テッサ・トンプソン演じる新人女性エージェントM役で、初の吹き替えに挑んだ今田は「人気シリーズのこんな大役を頂けるとは思っていなかったので、初日は結構頭が真っ白になるぐらい緊張してしまいました」と明かした。

 また、普段の芝居とは異なり「今回は(目の前が)画面で相手の方もいない。声の距離感だったり、声の表情の乗せ方とかもすごく難しくて、勉強中です…」と語った。

 この日は、報道陣の前でアフレコを披露。大勢に囲まれての収録は「初めてなので緊張します」とはにかみつつ、エージェントMのせりふを堂々と吹き替えた。

 役柄と自身の共通点について問われると「Mは知的ですごくエリートで、負けず嫌いだと思う。共通点としては負けず嫌いだけかな…。あとはMなので、頭文字は(美桜のMで)一緒です」とおちゃめに語った。

 またエージェントMは、子どもの頃からの夢をかなえてエージェントとなった経緯があるが、今田自身も「高校生の頃からこういうお仕事がしたくて(東京に)出てきたので、そういった意味では一緒かもしれないです」とにっこり。

 本作の見どころについては「(クリス・ヘムズワース演じる)エージェントHとMの掛け合いがおちゃめでかわいい。エイリアンとの掛け合いもすごく面白いので見てもらいたいです」とアピールした。

 映画は6月14日から全国ロードショー。