「microKEY」の利用イメージ

コルグは、ミニ鍵盤を採用したUSB MIDIコントローラー「microKEY」の新製品として、25鍵の「microKEY-25」、37鍵の「microKEY-37」、49鍵の「microKEY-49」、61鍵の「microKEY-61」を発売する。「microKEY-37」「microKEY-49」「microKEY-61」は11月中旬の発売で、価格はいずれもオープン。「microKEY-25」は2016年1月下旬の発売で、税別価格は7000円。

シンプルなデザイン、手軽に使えるコンパクトサイズ、弾きやすいミニ鍵盤、簡単接続といった初代「microKEY」のコンセプトはそのままで、新たにiPad/iPhoneに対応するとともに、これまでの25/37/61鍵モデルに加えて、49鍵モデルを追加した。

鍵盤には、黒鍵と白鍵の比率を演奏しやすいよう調整し、和音を押さえやすく、かつ速いフレーズの演奏をしやすくした、タッチや弾き心地にこだわった「ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード」を採用する。

電源はUSBバスパワーで、PCとUSBケーブル1本で接続して使える。また、「Apple Lightning-USBカメラ・アダプタ」経由でiPad/iPhoneとも接続可能で、「KORG Gadget」「KORG Module」「GarageBand」などの音楽アプリを演奏できる。

いずれのモデルも「オクターブ・ボタン」と「キー・トランスポーズ」機能を組み合わせることで、MIDIのすべての音域を演奏することが可能で、37/49/61鍵モデルにはダンパー・ペダル接続用のアサイナブル・スイッチ端子と、ピッチベンド、モジュレーション・ホイールを、25鍵モデルにはダンパー機能を実現する「サスティン・ボタン」、ビッチベンドとモジュレーションを操作できるジョイスティックやアルペジエーター機能を備える。

このほか、iPad/iPhone向けアプリ「KORG Module」の特別版、コルグの歴代シンセサイザーをプラグイン化した「KORG Legacy Collection M1 Le」など、さまざまな音楽ソフトが付属しており、すぐに音楽演奏や音楽制作を楽しめる。対応OSは、Windows 7 SP1以降、Mac OS X 10.8以降、iOS 8以降。

税別の実勢価格は、「microKEY-37」が1万800円前後、「microKEY-49」が1万3500円前後、「microKEY-61」が1万6740円前後の見込み。