コンパクト翻訳機のarrows hello

富士通コネクテッドテクノロジーズは、約101gの軽量・コンパクトな初のマルチ通訳機「arrows hello AT01」を5月23日から主要家電量販店で順次発売する。

3.0インチの液晶を搭載、オフライン時でも使える

arrows hello AT01は、スリープ状態からワンタッチで瞬時に双方向翻訳でき、オフラインなら日・英・中の3言語、無線LAN経由でインターネット接続することで28言語に対応するマルチ通訳機。カメラで撮った画像の文字を読み取ってテキストに翻訳する「カメラ翻訳」にも対応し、オンライン時で21言語、オフライン時でも日本語と英語・日本語と中国語(簡体字)での翻訳ができる。

多言語によるコミュニケーションの機会の拡大を受け、長年携帯電話の開発で培った通信技術と小型端末のノウハウをもとに、新規参入することにした。翻訳エンジンには、中国大手ポータルサイトを運営するNetEase(ネットイース)の子会社youdao(ユー・ダウ)製の高性能翻訳エンジンを採用している。カラーは「墨(SUMI)」と、6月以降に発売する「紅(BENI)」の2色。

取扱店舗は、エディオン、ケーズホールディングス(ケーズデンキ)、コジマ、上新電機、ソフマップ、ノジマ、ピーシーデポコーポレーション、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ(五十音順)。価格はオープンで、税別の実勢価格は2万9800円前後の見込み。