ママの小さなたからもの

子どもを育てるって、こんなにも大変で楽しくて、せつない! 息子を持つママの気持ちを痛いほど代弁してくれる一冊です。

どんなに愛しても、いつかは大人になってママから離れていく「 ぼうや」。彼への想いがママの一人称で綴られる絵本。 普段は恥ずかしくて言えないようなことも、 読み聞かせをしながら伝えることができますね。

シングルファザー作家として活躍している辻仁成さんが訳した、 フランスの絵本です。愛をストレートに表現する、 フランスらしい絵本ともいえますね。

おこだでませんように

家でも学校でも、怒られてばかりの男の子が主人公の絵本です。

どうやら男の子の家は母子家庭で、働いている「おかあちゃん」 が帰ってくるのを妹と待っています。 妹はちょっとしたことで泣き、 主人公はいつもそのことで叱られてしまいます。

ある日、学校で七夕の短冊を書くことになりました。 男の子が書いた短冊とは?

子どものけなげさが伝わり、 思わず涙してしまうママもいるでしょう。できればママだって、 怒りたくないんですもの、ね。

ある男の子のママは、絵本というと、きょうりゅうやくるまのものばかり読まされて、ちょっとげんなりしていました。ところが、たまたま手にした一冊を夢中になって読んでしまったのが、今回ご紹介した『こんとあき』なのだそうです。

忙しい子育ての日々を一緒に歩んでくれるような、あなただけの一冊がみつかるといいですね。