森保一日本代表監督

5月23日、『キリンチャレンジカップ2019』に臨む日本代表メンバーが発表された。森保一監督は「このチームの戦術浸透を高めるのと『W杯予選』への準備、『コパ・アメリカ』へ繋げるということを考えて招集した」と今回のメンバー選考について明かした。

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日本代表27名のメンバーは以下の通り。
【GK】川島永嗣(ストラスブール)、権田修一(ポルティモネンセ)、シュミット・ダニエル(仙台)、大迫敬介(広島)
【DF】長友佑都(ガラタサライ)、槙野智章(浦和)、酒井宏樹(マルセイユ)、昌子源(トゥールーズ)、室屋成(FC東京)、植田直通(セルクル・ブルージュ)、畠中槙之輔(横浜FM)、中山雄太(ズウォレ)、冨安健洋(シントトロイデン)
【MF】香川真司(ベシクタシュ)、原口元気(ハノーファー)、小林祐希(ヘーレンフェーン)、柴崎岳(ヘタフェ)、伊東純也(ヘンク)、橋本拳人(FC東京)、中島翔哉(アルドゥハイル)、南野拓実(ザルツブルク)、守田英正(川崎F)、堂安律(フローニンゲン)、久保建英(FC東京)
【FW】岡崎慎司(レスター)、大迫勇也(ブレーメン)、鈴木武蔵(札幌)

17歳の久保を『U-20W杯』に臨むU-20代表ではなく、A代表に選出した理由について問われた指揮官は次のように答えた。

「チームで見せているパフェーマンスがいいし、チームの中で中心になって存在感を発揮している。直近の2試合でも得点し、チームを勝たせる仕事をしている。彼が攻撃に関わることによってアクセントとなり、攻撃に緩急がつけられている。クラブでやってきていることをそのまま代表でも発揮してほしい」

昨年の『W杯』以来となる代表復帰を果たす川島、岡崎については、こうコメントした。

「ふたりともプレーできるだけのコンディションだとリサーチした上で招集している。期待することは第一にプレーすることはもちろん、彼らの持っている経験を経験の浅い選手に伝えてほしいとも考えている」

また、昨夜2022年『W杯』本大会は検討されていた48か国ではなく、従来通りの32か国で実施されることが発表になったことについて問われると、森保監督は「レギュレーションは関係なく、予選を突破することが大切。参加国の数がどうこうではなく、ベスト8以上という目標がある。毎回の活動の中でチーム力を高めていきたい」とキッパリ。

日本代表は『キリンチャレンジカップ2019』で6月5日(水)・豊田スタジアムにてトリニダード・トバゴ、9日(日)・ひとめぼれスタジアム宮城にてエルサルバドルと対戦。チケット発売中。さらに日本代表は明日24日(金)発表のメンバーで、6月14日(金)開幕の『コパ・アメリカ』に挑む。