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5人組バンド、NUBOが今年9月に4作目となるシングル『bonfire』をリリース。同作を引っ提げたツアーを10月よりスタートさせている。同作と、現在開催中のツアーについて、メンバーのtommy(Vo)、一成(Vo)に話を聞いた。

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表題曲『bonfire』はこれまでのNUBOの楽曲にはなかった、3つ打ちのリズムが主体のダンサブルな楽曲だ。「去年の今頃ぐらいから作り始めたんですけど、もともとリズムとかギターのフレーズとかは前からあって。ただクセの強い曲だったので、1回寝かせたりしてましたね」(tommy)。「曲として完成させるのには時間かかりました。カッコいいけどまとめきれないって(笑)」(一成)。この曲は明らかにこれまでとは違う作品に仕上がっているが、その狙いについて「前作が歌詞にフォーカスをあてた作品で、それはそれで凄く満足できたんですが、同じ事をやっても意味が無い。その次にやりたい事は・・・って考えた時に、NUBOってサッカーで言うと全員が点を取れるバンドだから、1曲の中で全員の個性と強みを出したい、そんな曲を作りたいって思ったんですね。その結果、良いものができたと思います」(tommy)。

すでにツアーでは披露している『bonfire』。「スタッフも含めてお客さんからも、色々意見をもらえるのが楽しいですね。皆さんCDを聞いてライブを見てくれているので、“こうすればもっといい気がする”みたいな話を聞けて、新たな発見があったりして」(一成)。

今回のシングルはカップリングにもこだわりがあるそう。「個人的には2曲目の『Allie』は凄く好きですね。曲の時間が短くて、少し足りないくらいで終わる感じも好きで(笑)」(一成)。「ていうか、短すぎるよね(笑)。ただこの曲はこの中でどれだけ詰められるか、というのを考えた曲なんですね。そぎ落とす作業とかはバンド内で意見交換して、揉めたりもして(笑)。ただこの曲はK-zoo(Ba)とサブ(Dr)が色々アイデアを出して。これまでは僕とか曲を作ってるWakai(G)が最終決定権を持ってたんですけど、バンド全員の個性を、というのがこの作品のテーマだったので、そこも彼らの意見に乗っかりました」(tommy)。

ツアーは来年の2月13日(土)まで続く。「最近は、ライブの見せ方を凄く考えるようになりました。ずっとこれまでストレートばかり打っていたのを、ジャブとかフックとか、そうやって打ち分けていかないと、最終的にいいライブにならないなって」(一成)。「そうですね、常に手が上がってるライブが良いライブの全てではないなって。最終的に良いライブっていうのはその人の心に刺さるかどうか、それをこっち側が意識してやっていかないといけないなって思ってます。特に、今回のツアーは良いライブをしている自負があるので、是非来てほしいですね」(tommy)。

ツアーファイナル、2016年2月13日(土)東京公演のチケット一般発売に先がけて、ぴあでは先行を実施中。受付は11月16日(月)午前11時まで。