仕事が手につかなくなる

四六時中彼のことばかり考えて、仕事や用事が手につかない……となったら、恋愛依存度MAXです。そこまでどっぷり浸かってしまうと、周りに迷惑をかける恋になってしまいますから、要改善です!

実は、順番が逆なのかもしれません。仕事に集中し切れないという状態が先にあって、恋愛に夢中だからという理由は後付けだという可能性があります。

そんなに仕事に熱くなれないし、ほかに面白いことも少ない。そこで自分から「苦しい恋」を選ぶことで、自分を満たそうとしていないでしょうか。

でも、恋愛のせいで仕事する気になれないなんて言われたら、きっと彼は心外ですよね。

恋愛は、人生の最重要テーマと言えるほど素敵なことだけど、あえて言います。他にやるべきことや目の前のことを優先して、彼のことは「それから」という順番で考えてみて。

いい恋の仕方をしていれば、ポジティブな力が湧いてきます。彼がいるからこそ「今日1日頑張ろう!」と思えるはずです。

やたらと心配されたがる

「心配だよ」と声をかけられると、「自分のことを気にかけてもらえて嬉しいな」と感じることってありますよね。考えてみればおかしなものです、「心配いらない」状況のほうがハッピーなのに……。

もともと女性には、「心配」の感情を使った依存型のコミュニケーションを好むところがあります。お互いに心配したりされたりする関係が、結構心地よかったりするのです。

恋愛依存症の女性になると、限度を大幅に超えて彼に心配されたがります。心配されることで愛されていると実感するという、危険なネガティブ思考にドはまりしてしまうのです。

仕事や人間関係の愚痴をすべて彼に聞かせたがったり、絶対に解決する状況にはない悩みを相談したりと、話題があまりに暗いほうへと傾きがちな人は要注意。何とかして彼から「心配だよ」の一言を引き出そうと、謎に頑張っていませんか。

「心配」を使うコミュニケーションは、心が冷えます。一緒にいると楽しい気持ちになれる女性がいいな、と思っている男性を遠ざけてしまいます。

「心配ないよ」「大丈夫だよ」などと、ポジティブワードをたくさん使ったコミュニケーションこそを、身につけていきましょう。

自分の人生を自分で盛り上げず、彼の言動に一喜一憂してしまっている人は、依存傾向が強いので気をつけて。彼が受け止め切れなくなってしまいます。

ただし、ベタベタするのが好きな彼だと、まれにうまく行くこともあります(笑)。自分は依存しやすい体質だなと自覚しているなら、そういう彼を選ぶのもアリかもしれませんね。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。