本格的な懐石料理!
「花 Hana」では、クリスマス限定のランチメニューとして「“クリスマス・ファンタジー”ひるがお」を提供しています。
これは懐石料理の形式になっており、料理が一品ずつ運ばれてきます。
一番最初に口にする「先付」は「人参のムース」です。
上の緑色の部分は、ズッキーニを使ったムースになっています。
クリスマスのリースをイメージした色づかいになっており、食べるのがもったいないくらいですね。
だしのジュレを使っており、しっかりとした味付けに仕上がっています。
前菜は「蛸と帆立の土佐酢ジュレ掛け」です。
タコとホタテに焼き目が入っていて、とても香ばしい味になっています。
酢の酸味がちょうどよくて、さっぱりといただくことができます。
お椀は「蟹しんじょの清汁仕立て」です。
こちらは、あっさりとした味のおすましになっています。
カブがサンタクロースの形に切られていて、和食なのにクリスマスの雰囲気が伝わってきますね。
お造りは、マグロとブリの「二種盛り」です。
ブリの刺身の上に乗っているのは、「スイゼンジノリ」という海苔です。
ブリは脂がのっていて美味しいのですが、スイセンジノリと一緒に食べると、また違った味を楽しめると思います。
焼き物は「阿波尾鶏の照り焼き」です。
焼き目の入った阿波尾鶏は、やわらかくてジューシーに仕上がっています。
もちろん、付け合わせも楽しむことができますよ。
餡がかかったまんじゅうは、紫イモで作られています。
小麦粉でできた雪の結晶、レンコンの素揚げ、マイクロトマト、玉ねぎ、下に敷かれたジャガイモのムースも、鶏肉との相性ピッタリです。
鍋物は「鱈ちり鍋」です。
今が旬のタラと白子が入っていて、ポン酢でいただきます。
もちろん、そのままでも、だしの味がきいていて美味しいですよ。ポン酢との相性もいいですね。
お食事(ご飯)は、「海老ご飯」に味噌椀と香の物が付いています。
「海老ご飯」という名前なのですが、海老とアボカドのラタトゥイユが上に乗っており、まるで洋食のようなメニューでした。
赤と緑の色づかいは、まさにクリスマスのイメージそのものですね。
味噌椀は赤だし、なめこが入ったお味噌汁です。香の物はご飯によく合う、しば漬けになっています。
最後のデザートは「わらび餅」と「フランボワーズシャーベット」です。
わらび餅は日本らしいデザートで、なんだかホッとしますね。
フランボワーズシャーベットの下には、なんと「抹茶のプリン」が隠れています。
季節の果物と一緒に、味の余韻を楽しむのもいいですね。