お友達止まりになる女子は……

サービス精神があって、気遣いのできる女子は、男子からの評価も高いはず。でも、飲み会の空気を読んで、盛り上げ役を買って出てはダメ! 本命女子になりたいなら、盛り上げ役は他の人に任せましょう。

盛り上げ役は、一緒にいて楽しい女友達にはなれても、本命女子にはなれない、悲しい運命。飲み会の参加者全員が楽しんでいるか、気を回しているうちに、意中の彼を他の女に持って行かれてしまいます!

女子力をアピールするべきタイミングとは?

タイトルは「本命女子になるためのテクニック」となっているにも関わらず、こんなことを言うとナンですが、テクニックを駆使した結果、自爆する場合も少なくありません。男子も見分けています、女子が一時的にテクニックを使っているのか、自然にやっているのか。

普段はしないのに、前菜を取り分けて「見て! 私って、気の利く女でしょ? “女子力”あるでしょ?」という、わざとらしいアピールは、男子にバレバレ。男性に「サラダの取り分けをやる女子ってどう思う?」と聞くと、9割が「アピールだとわかると萎える」と。 

では、本命女子になりたい女子がするべき行動はと言うと……。みんなが酔っぱらっている飲み会の後半に、周囲に気を使うこと。飲み会のはじめは女子力アピールをして気を使っていた人も気を抜き、テーブルはぐちゃぐちゃになりがちな飲み会後半。そんな、だらけたタイミングに、ちょっとお皿を片付けてみたり、酔って顔が赤くなっている人にお水を頼んで渡してあげたり、細かく気を使うことで、女子力の高さが滲み出ます。

サラダの取り分けなんて誰でもできます。でも、飲み会の後半、みんなが”いい調子”になっているときにできる気遣いは本物(に見えます)。

例えば、意中の彼に「最後のひと口、召し上がりませんか?」と、遠慮のかたまりとなって残された食べ物を取り分けてあげるのもいいですよね。こんな行動を取れば、彼と話すきっかけが増えますし、本命女子への道も開けていきます。そして「感じいいよね」という印象を残せます。(銀座のママは、どんなに酔っていても、お見送りするまで、お客様への気遣いを忘れません)

意中のあの人が目の前にいるなら、みんなと一緒に、飲んで騒いで、グデングデンになっている場合じゃないんです。頭をシャキッとさせておき、気を使うのもテクニックのひとつです。

 お酒の力は強いので、飲み始めるとつい止まらず、彼といい感じになる前に飲み会終了、翌日後悔。ということにならないように気をつけたいもの。

テクニックを使わないというテクニック、テクニックを使うタイミングを意識して、飲み会で、彼の本命女子になりましょう!

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。