身体を温める飲み物を見分けるコツ

ちなみに、見分けるコツは、

1.色
2.産地
3.土の上or土の下
4.発酵しているor発酵していない

この4つを総合的に考えましょう。
赤や黒等色が濃い飲み物、寒い地方でとれるものや冬野菜、根菜類を原料とした飲み物、発酵している茶葉から煮出した飲み物も身体を温めます。

反対に、白や色の薄い飲み物、熱帯地方でとれるものや夏に収穫されるものを原料にした飲み物は身体を冷やします。

例外もありますので、下記で紹介する例を参考に見分けてくださいね。

身体を温める飲み物の例

  • 色が濃いもの(黒・茶・赤・オレンジ)
    ・黒豆茶(黒)
    ・黒豆ココア(黒)
    ・ニンジンジュース(オレンジ)
    ・りんごジュース(赤)
  • 発酵させたもの
    ・ウーロン茶
    ・紅茶
    ・黒茶
    ・プーアール茶(癖があって苦手な方は、3回目のお茶が飲みやすいですよ)
  • 根菜類(土の下)
    ・ごぼう茶
    ・しょうが湯

    生姜は根菜類ですが、熱帯雨林原産の植物です。だから、生生姜をすりおろしたものを直接食べると身体を冷やしてしまいますので気をつけましょう。
    加熱処理をすると、辛み成分が温熱効果・殺菌効果がアップして身体温め効果が高いのです。

 間接的に身体を温めることもある飲み物

  • ホットミルク
    牛乳は、睡眠に欠かせないメラトニンやリラックス効果の高いセロトニンの原料であるトリプトファンを多く含むので、リラックス効果が高いことで有名です。

    確かに温かい飲み物は胃腸を温めますし、リラックスすれば、血流が良くなって、温かい血液が全身を巡って身体が温まりますが、セロトニンやメラトニンが合成されるには時間がかかります。

    <対策>
    直接的に身体を温める成分を含んだ、ココアやシナモンと合わせて取るのがおすすめです。

  • ホット豆乳
    身体に良いイソフラボンですが、直接的な身体温め効果はありません。むくみ解消効果の代謝アップと、血液サラサラ効果で、冷えに強い身体が温まりやすい体質にはなりやすくなります。