「スリム&大容量」でフルモデルチェンジした東芝「Bigマジックドラム」

2015.11.19 13:00配信
11月下旬に発売するフルモデルチェンジした東芝の「Bigマジックドラム TW-117X3」

女性の社会進出や夫婦共働き世帯が増えているのを背景に、洗濯をまとめて洗うニーズが高まっている。限られた時間を自分の趣味やリラックス、健康維持の時間にあてたり、家族と団らんする時間に費やしたりしたいというニーズが増えているからだ。11月下旬に発売する東芝ライフスタイルの「Bigマジックドラム TW-117X3」は、そうしたユーザーニーズを満たすためにフルモデルチェンジした。

●ドラム式を使っているユーザーの買替えが4割弱に

東芝が実施した定期アンケート調査によると、ドラム式からドラム式への買替えの割合が年を追うごとに増えている。2012年5月時点で13%がドラム式からドラム式に買い替えていたのが、15年5月には38%まで増えた。

そうしたなか、「毎日が忙しいので、洗濯物をまとめて洗いたい」というニーズに対して、これまでのドラム式洗濯乾燥機は一度に洗濯できる容量が少ないという課題を抱えていた。すでにドラム式を使っている顧客の不満解消が、買替え時の製品選択で重要なポイントになっている。

「TW-117X3」ではまず、ドラム槽を大きくした。ドラムの径を従来機「TW-Z96X2M」から直径で約2cm伸ばした約54cmにすることで容積を約21%拡大。洗濯容量で業界最大クラスの11kgを実現した。従来の9kgから2kgもアップさせた違いは、ドラム槽の比較を見れば明らかだ。

ただし、大容量化が実現できても本体幅が大きくなってしまったら設置できなくなる。「TW-117X3」は、大容量にしながらも本体幅を従来よりも1cm小さい約60cmにスリム化した。マンションのように洗濯機を洗面所や脱衣所に設置する場合、スペースは限られている。1cmでもオーバーしたら設置できない。本体幅を60cmにおさめることで設置できる可能性は広がる。

スリムにして設置できたものの、今度は運転時の振動が大きくなって騒音になったら大変だ。スリム化できた裏には、東芝独自のサスペンション技術も隠されている。「振動吸収クッション」に新たに「高減衰ゴム」という特殊なゴムを採用し、揺れの大きさに応じて硬さを瞬時に調整して振動を抑えられるサスペンションに、横揺れの予防効果を加えた。

あわせて「新・アクティブS-DD(ダイレクトドライブ)モーター」が運転音を抑える。ドラム槽と直結したS-DDモーターで回転させる方式は、ベルトやギアを介さない分、低騒音を実現できるからだ。

深夜から早朝の寝ている間に洗濯しても「新・振動吸収クッション」と「新・アクティブS-DDモーター」が低振動、低騒音で家事をサポートしてくれる。

●タイマーの設定時刻通りに洗えていますか?

東芝独自の「新・振動吸収クッション」は、洗濯時間が約33分できっちり終わることにもつながっている。ドラム式でよくある困った事例が、タイマー設定をしたのに終了時刻になっても「えっ、まだ洗濯してるの?」というケースだ。

脱水運転時に衣類がドラム槽の一方に片寄っている際、水を追加して衣類のかたまりをほぐすための修正の工程が加わるからだ。こうした修正工程が加わるたびに時間が伸びていく。

揺れを防ぐ「新・振動吸収クッション」は、衣類の片寄りによる振動を抑えて、脱水のやり直しによる無駄な運転を防ぐことができるので、時間通りにぴったり終わる。この「時間ぴったりお洗濯」機能は、忙しい朝、出掛ける際に洗濯が終わらないストレスから解放される。実際、東芝の製品は予約機能を使えば、10分単位で洗濯終了のタイマー設定ができるから、忙しい人にとって頼りになる機能だ。

●大容量は洗浄力アップにも直結する

ドラム槽の口径が大きく、大容量になったことはそのまま洗浄力のアップにも結び付く。直径54cmの高さを生かして、衣類を上から下にたたきつけて汚れを落とすドラム式ならではの「たたき洗い」に有効だからだ。

また衣類がドラム槽内でよく動くので、洗いムラも抑えられる。ドラム槽の周囲に衣類を張り付けて、遠心力によって衣類の繊維に水を通過させながら汚れを落とす「遠心洗い」や、前後左右に衣類を動かしながら洗う「押し洗い」にもダイナミックな動きが加わり、洗浄力を高める。

新しい「Ag+抗菌ダイナミックシャワー」では、洗剤液を衣類に浸透させる際に、従来よりも流量が約4割アップ、流速が約2割アップした。高圧シャワーでムラなく一気に洗剤液を衣類に浸透させる。

この大流量の「ダイナミックシャワー」は、気になるシャツなどの黄ばみ汚れを落とす「Ag+抗菌温水ザブーン洗浄」の「Ag+約40℃つけおき」洗いでも効果を発揮する。

洗剤液に含まれる汚れを落とす酵素が活性化しやすい約40℃に温めて衣類にシャワーをかけてから、つけおき洗いをして黄ばみ汚れの原因である皮脂汚れを落とす。衣替えシーズンに、仕舞っていたシャツが黄ばんでいても、捨てるのではなく「Ag+約40℃つけおき」洗いでキレイにしたい。

●アイロンがけが面倒なときは「ふんわリッチ乾燥」で

乾燥機能も改良した。従来は温風をドラム中央に当てていたが、新しい「ふんわリッチ乾燥」では、温風をドラムの上方に当てるようにした。大きいドラム槽の中で回転する衣類のしわを押し広げながらふんわりと乾燥させる。

1kgの乾燥容量(上質乾燥)で仕上げた綿100%のワイシャツは、アイロンをかけなくてもいいほどシワが伸びている。乾燥容量のマックスである7kgで乾燥しても、ワイシャツのシワは少ない。

●「なんだか乾燥時間が伸びている?」

長い間ドラム式を使っていると「以前よりも乾燥に時間がかかっている?」と思うことはないだろうか。これは手が届かないところにある「乾燥ダクト」に糸くずなどがたまっているのが原因だと思われる。

東芝の「乾燥ダクト自動お手入れ」は、洗濯時の給水を利用して洗濯するたびに毎回、乾燥ダクトの糸くずを洗い流す。乾燥時間が伸びるという無駄を減らしてくれる。

最後に、細かいところではあるが「槽内LED照明」も気が利いている。洗濯機が置いてあるランドリースペースは窓がなくて暗いことが多く、ドラム槽の奥まで見づらい。LED照明が槽内の奥まで照らしてくれるので、洗濯物の取り忘れを防止してくれる。

働く人が夜に家事をする「夜カジ派」が増えている。大容量、低振動、低騒音、槽内LED照明などフルモデルチェンジした「Bigマジックドラム TW-117X3」は、まさにそんなビジネスパーソンの家事をサポートしてくれる強い味方だ。(BCNランキング・細田立圭志)

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