睡眠の重要性についてトークセッションを行った松岡修造

 寝具ブランド・エアウィーヴ主催「成長期における睡眠についての勉強会」が19日、東京都内で行われ、スポーツキャスターの松岡修造ほかが登場した。

 この日は、“睡眠の質”を研究するスペシャリストを招いてトークセッションを実施した。スポーツキャスターとして世界中を飛び回っている松岡だが、「多忙のため睡眠時間は確保できている?」と心配され「忙しいのは関係ない。僕は現役じゃないから。今は旅行(のようなもの)ですね」とコメント。

 その“熱血解説”も話題となっているが、大変なのはあくまでも選手と主張。「今度はバルセロナ(のグランプリファイナル)に行って大好きな(浅田)真央さん、羽生(結弦)さんたちを応援できる。好き勝手なことを言えて、しかも旅行代もホテル代も払ってもらえる。こんなに楽しいことはない」と感謝し、「それで『疲れてます』なんて言ってられない」と語った。

 また、「質のよい眠り」のために日々心掛けている“3カ条”を発表した松岡。「毎日、同じ時間に寝る」、「寝る前に楽しいことを思い浮かべる」に続き、3つ目として「笑顔で寝る」と掲げた松岡。「“普通に寝る”じゃダメ。(僕の言葉に)『苦しいときこそ笑ってごらん!』というのがあるけど、失敗した時、ムカつく時こそ、とにかく口元(口角)を上げて笑顔で寝てみる」とニッとした表情を披露すると「(自分で)バカだなと思いながらも、そうすることで気分にもいい影響が出る」と持論を展開した。

 このほか、質のよい睡眠のためには「いかに寝返りをうまくうつかが重要」と説いた松岡は、自身の現役時代のエピソードとして「体も限界を超えてやっているので、(寝床では)むちゃくちゃ動いていた。昔、女性と付き合った時に『あなたとは一緒のベッドで寝られない』と言われた」と告白。

 過去の恋愛談とあって、「余計なこと言っちゃったかな」と冷や汗をかきながらも、「ひどい時はキックを入れちゃう。(相手に)申し訳ない。それぐらい(寝相が)悪かった」と苦笑いで振り返っていた。