B1

コルグは、デジタルピアノのエントリーモデル「B1」を12月上旬に発売する。価格はオープンで、税込の実勢価格は4万5000円前後の見込み。同時発売のスタンド「STB1」は、税込7500円前後の見込み。

コーン紙の動きを制御する「MFB(モーショナル・フィードバック)技術」を取り入れたスピーカーや、スピーカーボックス内に搭載したパッシブラジエーター(低音増強用ユニット)によって、コンパクトサイズながらアコースティックピアノの豊かな低音と奥行き感の再現にこだわった。

ピアノサウンドは、新たにサンプリングを行うことで、ダンパーペダルを踏み込んだ際の、弦の共鳴によって生まれるダンパーレゾナンスまで再現する。また、エレピやオルガンなどを含む全8種類のサウンドを備えており、幅広いジャンルの音楽の演奏を楽しめる。

鍵盤には、低音部は重く、高音部は軽いタッチの「NH鍵盤」を採用しており、本物のアコースティックピアノと同様のタッチを再現。弾き心地から打鍵の強弱、スピードなど細かいニュアンスまで表現できる。また、キータッチコントロール機能によって、タッチの強さを3段階で調整可能なので、自分の鍵盤タッチの強さに合わせることができる。

本体は、フラットで直線的なパネル面と、コーナーに柔らかな曲線を織り交ぜた、シンプルで飽きのこないデザインで、楽譜がめくれるのを防ぐポケット付きの譜面台と、金属製で1本ペダルの専用ダンパーペダルが付属する。また、軽量・コンパクトなので、大人2人で設置・移動できる。

このほか、ワンタッチでオン/オフ可能なメトロノーム機能、2人の演奏者が同じ音域で演奏できる「パートナー・モード」などを備える。カラーは、黒、白の2色。

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