もの忘れの救世主「発芽玄米」

すでに食事に取り入れているというみなさんも、名前は聞いたことがあるけど・・・とそれぞれだと思いますが、「発芽玄米」はもの忘れ防止の救世主なのだそうですよ。

栄養価はあるものの食べづらいという意見も多い玄米に対して、わずかに発芽することでぬか層がやわらかくなり、栄養や甘み成分、うまみ成分が増えたものが発芽玄米。そんな発芽玄米のおいしさや食べやすさはもちろん、たくさんの栄養がしっかり摂れるのが大きな魅力。

特に注目するべきはGABAやビタミンEが豊富に含まれている点で日頃の食生活で「もの忘れ」に対抗できる、数少ない食品といえるのだとか。

高機能米に詳しい管理栄養士の柴田真希先生(ファンケルプレスリリース)によると、

発芽玄米には、GABAが多く含まれているのでもの忘れ予防に有効です。血圧と神経の調整作用をするGABAは脳内の血流を良くし、酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める働きがあります。故に、脳細胞の活性化の他、血栓症・高血圧・肝臓・腎臓の機能改善・肥満防止などの効果があると言われています。

GABAの受容体は脳だけではなく、腸にもあると言われています。どんなにGABAが含まれている食べ物を食べても、腸できちんと消化・吸収されなければ栄養素として働くことができません。玄米から発芽玄米にすることによって、GABAの量が増えるだけでなく、発芽処理によって、玄米中では吸収されにくかった栄養素の吸収も良くなります。
また、白米に比べて良く噛むことができるので、噛むことで脳の活性化にもつながります。
PRTIMES

発芽玄米は、さまざまなビタミン類、青魚などに含まれているDHA栄養面・食感の両面から、物忘れ対策に適した食べ物なのですね。

まとめ

もちろん年齢を重ねていけば、脳の老化、機能の衰えによって「もの忘れ」につながる可能性は高くなります。

ただ、今回ご紹介したように、「年齢」にかかわらず、睡眠や食生活、そして、寒さなどによる血流の悪さから引き起こされる「もの忘れ」もあり、老化の現象だけが原因だとは限らないことがわかりました。

また、これからの寒い季節や睡眠の質によってはそういった場面を感じることも増えてくるかもしれません。

もし、いつもより「もの忘れ」が激しいと感じたら、睡眠と食生活を見直してみると、改善されるかもしれません。

今回は、「もの忘れ」の原因と食と睡眠の関係について、ご紹介しました。

参照:”もの忘れ”が多い人必見!もの忘れが多い人に不足しがちな栄養素5選!実はあのGABAがもの忘れにも有効だった! (PRTIMES)

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。