李忠成(浦和レッズ) (c)J.LEAGUE PHOTOS 李忠成(浦和レッズ) (c)J.LEAGUE PHOTOS

サンフレッチェ広島に挑むのは浦和レッズか、ガンバ大阪か。『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』準決勝が11月28日(土)に迫った。浦和×G大阪のチケットは明日発売となる。

『明治安田チャンピオンシップ』準決勝・浦和×G大阪 チケット情報

年間2位の1stステージ王者・浦和と年間3位・G大阪は2ndステージ最終節で勢いをつけた。浦和はヴィッセル神戸を5-2と粉砕し、G大阪はモンテディオ山形を相手に5分間で4ゴールという離れ業で4-0の完勝を収めた。第16節では浦和は得点王・大久保嘉人を欠く川崎フロンターレと1-1、G大阪はサンフレッチェ広島に0-2と完敗を喫していただけに、嫌な雰囲気を払拭して、準決勝に臨むことになる。浦和はFW・武藤雄樹、李忠成、MF・柏木陽介、青木拓矢、梅崎司、G大阪は2得点の大森晃太郎、FW・長沢駿、DF・米倉恒貴と豊富な陣容がゴールスコアラーに名を連ねたのも心強い。

李は神戸戦の前まで2得点と低調だったが、最後の最後に1ゴール2アシストとストライカーにふさわしいパフォーマンスを見せた。5試合連続無得点に終わった得点ランキング3位・宇佐美貴史(G大阪)も、3アシストと次を期待させる仕事ぶりを披露した。

浦和は負傷で最終節を回避したFW・興梠慎三、DF・那須大亮、森脇良太が戦線復帰すれば攻守にさらに厚みを増すだろう。G大阪も最終節は出場停止だったFW・パトリックが戻ってくる。

西川周作(浦和)×東口順昭(G大阪)の日本代表守護神対決や、中盤でタクトを振るう阿部勇樹(浦和)と遠藤保仁(G大阪)による主導権争いなど、各ポジションで見どころが多い浦和×G大阪。過去の直接対決ではG大阪の21勝8分19敗とほぼ互角。2012年以降は3勝3敗と全くの五分の星を残す。

浦和は決勝で控える広島に対し、今季は1分1敗だが、その前まで5連勝を飾っている。G大阪も2ndでは敗れたが、1stまで対広島は公式戦4連勝をマークした。

4連勝で2nd優勝を決め、年間最多勝点74をマークし1位に輝いた広島は強い。その上、中9日で決勝に臨む広島に対し、浦和もG大阪も中3日の強行軍となる。だが、サッカーは何が起こるかわからない。何かを起こすためには、準決勝の一発勝負に勝たないといけない。

11月28日(土)・『明治安田チャンピオンシップ』準決勝・浦和×G大阪・埼玉スタジアム2002のチケットは11月26日(木)午前10時より一般発売。広島を迎え、準決勝勝者のホームで行われる12月2日(水)・決勝第1戦、エディオンスタジアム広島で開催される12月5日(土)・決勝第2戦のチケットは11月29日(日)午前10時より一般発売。また、『明治安田チャンピオンシップ』優勝チームがオセアニア代表のオークランド・シティーFCと対峙する『FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2015』開幕戦(12月10日(木)・横浜国際総合競技場)のチケットは発売中。Jリーグの頂点を決める戦い、そして世界最強のクラブを決する戦いを確保せよ。