アース製薬「アースノーマット BOTANICAL」

室内の景観を考えると、なかなか置きにくい…といった悩みもありますが、近年では家庭用の蚊取り製品もコンパクトで、デザインもインテリアに合わせやすい外観へと変わってきています。

そうした、室内に馴染むデザインのものへと買い換えるのもよいでしょう。

また、ペットや小さな赤ちゃんが居る家庭などで、なるべく薬剤を利用したくない場合は、蚊を誘引して吸い込むという捕獲機もあります。

シャープの蚊取り空気清浄機「蚊取空清 FU-JK50」

シャープのプラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清 FU-JK50」は、空気清浄機に、蚊取り機能が追加されています。

UVライトや黒色の本体色によって蚊を誘引し、吸い込み、内部の粘着式シートで捕獲するという製品で、殺虫成分は利用されていません。

アース製薬「蚊がホイホイ Mosquito Sweeper」

アース製薬の「蚊がホイホイ Mosquito Sweeper」もまた、殺虫剤を使わずに蚊を誘引して捕獲するという製品です。

家に害虫を寄せ付けない、発生させないためには?

蚊と同じく、外部から侵入してくる害虫としては、気がつけばキッチンに現れるあの不快害虫やコバエなどにも悩まされます。こうした害虫を寄せ付けなく、発生させなくするためには?

部屋の隅…キレイですか?

これもやはり、日々の「掃除」なのです。

整理整頓が行き届いていないと汚れが溜まりやすくなり、そうした汚れは害虫の餌となり、害虫を呼び寄せ、害虫の隠れ家となってしまいます。こういった状態にならないためにも、日々掃除をして室内を清潔に保つことが大事。

例えば、以下のような点に注意するとよいでしょう。

  1. 部屋の隅、家具の下にホコリや食べかすなどのゴミが溜まっていないか?
  2. 棚の上や棚の中が乱雑になっていないか?
  3. キッチンの床は清潔か? 食べ物を放置していないか?
  4. 食べこぼし、吹きこぼれをそのままにしていないか?
  5. 家電のスキマや下にホコリやゴミが溜まっていないか?

特に小さい子供がいるとテーブルの下、部屋の隅、ソファの間などにはお菓子の食べかすなどが溜まりがちなので要注意です。

もちろん、日中仕事をしていると、こうした場所の掃除を毎日完璧にこなすのは大変なので、できる範囲で良いでしょう。

たとえば、週末には床や棚のホコリを払う。月イチで家電の下やスキマを掃除するといったレベルでも効果は十分にあります。

ジュースやビールの缶などは必ず洗って!

また、日常の習慣として、

  • 空き缶などは中を水洗いして乾燥させてから捨てる
  • モノを部屋の隅に積むのはやめて置き場所を決める
  • 汚れたらすぐに掃除機やモップをかける

などの汚さない、汚れを残さない生活を心がけも効果的です。

こうしたひと手間で、害虫の侵入や発生を防げるため、面倒臭がらずに習慣づけましょう。他にも、家庭に合わせてベストな掃除・整理方法があるので、こちらを参考に、お掃除テクニックをチェックしてみてください。

今まで見かけなかった外来生物にも要注意!(虫の画像注意)

国立環境研究所 五箇 公一(ごか こういち)先生

また、5月29日に行われた「ダスキン外来生物・害虫対策セミナー」に登壇した国立環境研究所 五箇 公一(ごか こういち)先生によると「近年のグローバル化に伴い、さまざまな外来生物も多く日本にやってきており、それらにも注意が必要」とのこと。

ヒアリ

画像出典:株式会社ダスキン

一時期話題になった「ヒアリ」は攻撃性が強く、毒性が強いため今もなお注意すべき外来生物。

まだ国内では定着している種ではないとしていますが、刺されると激しい痛みがあり、アレルギー体質の場合はアナフィラキシー・ショックを起こすことがあるとのこと。

もしヒアリに刺された場合は、一人にならず様子を見る、10〜20分以内にアレルギー反応がでたら救急車を呼ぶといった対処が必要であると述べました。