2度目の紅組司会を務める綾瀬はるか

 おおみそか恒例「第66回NHK紅白歌合戦」の司会者・出場歌手発表会見が26日、東京都内の同局で行われ、総合司会を務める有働由美子アナウンサー、白組司会の井ノ原快彦(V6)、紅組司会の綾瀬はるかと初出場のゲスの極み乙女。、星野源、山内惠介、大原櫻子、Superfly、乃木坂46、μ’s(ミューズ)が出席した。初出場歌手はそのほかBUMP OF CHICKEN、三山ひろし、レベッカの全10組で、有働アナとともに黒柳徹子が総合司会を務める。

 今年の「紅白歌合戦」は「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」をテーマに、紅白あわせて全51組が出場する。テーマをイメージした日の丸を背負った白い鳥は、“画伯”としても知られる俳優の田辺誠一が手掛けた。

 黒柳は1958年の第9回で紅組司会を務めるなど、これまで通算5回、紅組司会を務めている。今回初めての総合司会となる黒柳は「57年前、最年少で司会を務めました。今回は最年長だと思いますので、最年少から最年長までそんなに長く司会した人はいないと思う。それほど元気でいようと思います」とビデオメッセージを寄せた。

 井ノ原は前回第65回の白組歌手でV6として初出場し、今回は初めての白組司会。「黒柳さんはじめ有働さん、綾瀬さんとお茶の間に届くアットホームな空気感というものに気を付けていきたいと思います」と語った。2年ぶり2回目となる綾瀬は、井ノ原に「スタッフさんを信じて、『キュー』のタイミングをこっそり見て」とアドバイスした。

 ゲスの極み乙女。の川谷絵音は「まさかこのバンド名でNHKに出られるとは。老若男女に愛されるバンドになりたいと以前朝の番組で言ったことがあるので頑張りたい」と驚きを語り、

大原は「こんなにたくさんの記者の方に囲まれるのが初めてで、会見で緊張してしまって、本番どうなってしまうんだろうという感じです。今朝、出演を聞いて、まだ実感がわいていないのですが、こういう状況で今わき始めています」と周囲を驚かせた。

 乃木坂46の生駒里奈は「結成する前はみんな普通の女の子だったのですが、日本の皆さんが知っている大好きな『紅白歌合戦』という番組に出られるのはすごく素晴らしいと思います」と涙ながらに語り、口元を押さえ言葉に詰まりながらも「こんなにすごくうれしいんだなと、それをみんなで共有することができて、ファンの皆さんにお伝えすることができて、スタッフの皆さんとも今日ここに来ることができて、すごくうれしいです。乃木坂らしい、いい音楽を皆さんに伝えられるように頑張ります」と思いを語った。

 また、μ’sはアニメ「ラブライブ!」に登場する架空の9人組女性スクールアイドルグループで、キャラクターの担当声優がパフォーマンスを再現する実在の9人組女性声優ユニットとしても活動している。高坂穂乃果役の新田恵海は「私たちは普段声優として活動させていただいています。出場できるのは本当にうれしいことで、今でも信じられない気持ちでいっぱい。日本のアニソンの素晴らしさ、『ラブライブ!』の魅力が伝わるように私たちも精いっぱいパフォーマンスしていきたいと思います。こんなに夢のある舞台に立てることはそうそうないと思うので、悔いのないように精いっぱい、だけど楽しんでやりたいと思います」と意気込みを語った。

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