当たった人は、『ホラやっぱりね』と思うでしょうし、予感が外れた人は、あれは自分の勘違いだったのかと自分を納得させているだけに過ぎないのです。

人間というものは、身の周りにある大きな出来事が生じた時、本能的にその原因を探らないではいられない生き物です。だからどんなに突拍子のないことであっても、無理やりつじつま合わせをしようとしますネガティブな人ほど運がいい!?

なるほど。後から考えて予感・予兆があると感じるのは、都合良く物事を考えてしまうからなんですね。予感、予兆は関係ありませんでした。筆者が愛する寿司の光り物も、何だか食べられる気がしなくなってきました……。

以上のことから、基本的には「運」や「予感」があるから、宝くじが当たるとは限らないようです。やはり当選のポイントは「確率」だけですので、数多く購入すればそれだけ可能性が高まりますし、その分、出費も比例して高まるのです。

宝くじに夢を託すのは年末の楽しさの一つではありますが、あまり入れ込みすぎると出費ばかりがかさんでしまうので要注意。無理のない楽しい宝くじにしてくださいね。

<参考書籍>
『ネガティブな人ほど運がいい!?』メンタリストDaiGo著(KKベストセラーズ)