育児とは…自分のこと以外のことで悩むこと

育児は時に、母親を追い詰める強いストレスになることがあります。

子どもが幼稚園、保育園に通い始めるとママ友との付き合い、子どものしつけ、他の子との比較、小学校に入学してからの成績…など、親としての責任や役割を期待されます。

今までは自分のことだけしっかりしてればよかったのが、そこへ子どもが加わります。

「しっかり子育てをしなくてはならない」という思いが強い人、責任感が強い人、真面目な人、完璧主義な人ほど、ますます追い込まれてしまうのですね。

どうやって解決すればいいか

SOSをドンドン出す

孤独な子育て(=孤育て)になるのは当たり前のことなのです。

だからこそ「いいママにならなくてはならない」「お母さんになったんだから弱音を吐いてはいけない!」と気負い過ぎないで、「私凄く孤独なの。自分一人では大変なの」と声を上げましょう。

もし、家族の協力が得られなければ、地域の自治体に電話して、子育て支援センターなどを紹介してもらいましょう。ママ同士つながれる場所を教えてもらうこともできますし、悩みをとことん聞いてくれますよ。

SNSを利用する

今はSNSがあります。

LINE、フェイスブック、blogなどは「今日、こんなキャラ弁作りました!」「おでかけナウ!」の幸せ自慢の部分もありますが、同時に時間と距離を超えて同じ環境下で子育てをしているママ友とつながることができるツールです。

「自分大好き」ばかりの投稿をアップしている人に対しては、「幸せ自慢だからマイナス40点くらいにみておこう」と割り切ってみつつ、良い面を活用して、人とつながれる手段として有効利用してみましょう。

そして、親しくなったらオフ会などを通してリアルで会ってみるのもいいかもしれません。今は子育て支援の一貫で、地域にそういったサークルもありますので調べてみましょう。

後になって振り返ってみると「ああ、大変だった時代もあったなあ」と懐かしく思い出されます。でも、その渦中にいるときはそんな風には考えられませんよね。

自分にあったガス抜き方法を見つけることが大切なのかもしれませんね。

<参照>NHKスペシャル“ママ達が非常事態、最新科学で迫るニッポンの子育て