「役に立たないね」「使えない」

最後は、ちょっと意地悪なこの言い方を試してみましょう。

「役に立たない」「使えない」。こういった言葉の使用頻度が高い女性は、恋愛対象になりにくいです。

さすがに、その男性本人に向かって「役立たず!」的な言葉を投げつけるのは気が引けるでしょう。というより、ただの悪口ですね……。

その人ではなく、別の対象に対して多用する作戦がオススメです。

たとえば、操作がややこしかったり動作が遅かったりする道具や機械に、「うわ~、使えない(ボソッ)」とつぶやいたり、スムーズに進まない仕事のやり方などについて、「この方法じゃ、いざという時役に立たないですよね」などと、ばっさり否定したり……。

自分もこうやって「役に立つ・立たない」「使える・使えない」でジャッジされるんだろうか!? と思ったら、男性はきっと萎えます。

なぜ、好みじゃないタイプが近づいてくるの?

好みの異性だけが近づいてきて、そうじゃない人は去ってくれれば人生は夢だらけなのに、現実には逆のことばかり起きますね。

実は、女性が「え、やだ、そういうのってちょっと……」と思って引いている時ほど、男性は自分から押していく余地を感じてしまうので、お誘いモチベーションが高まる場合もあるのです。

こちらが引くと、あちらは押してくる。だから、穏やかながらもしっかり押し返すイメージを持って、「絶対No! あなたには恋愛スイッチが入りません!」と、言葉や態度で反発することが必要です。

直接的にその人の人格を否定したり傷つけたりするようなふり方ではなく、間接的な表現を選ぶのがいいとは思います。

一方で、自分が好かれていないことに気づかず接近してくる男性、ということは、察しが悪い人だという確率が非常に高いです。遠回しすぎると通じない相手でしょうね。

その男性には気の毒ではあるけれど、今回紹介した4つの言い方は、やんわりとした口調の中にもどこか冷ややかさを感じてもらうように、言ってみてはいかがでしょうか。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。