CSの追い風は広島に吹く! G大阪に勝算は……

2015.11.30 17:00配信
青山敏弘(サンフレッチェ広島) (c)J.LEAGUE PHOTOS 青山敏弘(サンフレッチェ広島) (c)J.LEAGUE PHOTOS

11月28日・浦和レッズ×ガンバ大阪の結果を二番目に喜んだのは、サンフレッチェ広島のサポーターかもしれない。広島にとって、G大阪の方が戦いやすいというわけではない。『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)』準決勝が延長で決着が付いたことが喜ばしいのだ。広島は『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ最終節から、中9日で『明治安田CS』決勝に臨む。対するG大阪は浦和との死闘から中3日で初戦を迎え、その後中2日で第2戦を強行する。コンディションの差は明白である。しかも、浦和戦は120分間にわたり、ハイテンポな試合を展開した。決勝第1戦、第2戦とゲームが進めば進むほど、疲労はボディブローのように効き、G大阪イレブンの足を止める危険性をはらんでいる。

2015Jリーグチャンピオンシップ チケット情報

長谷川健太監督は浦和戦を3-1で終えた後に「連戦は今季慣れているので、3連戦くらいなら問題はない。ただ、今日は90分間のゲームではなかったので、疲労の残る選手はいると思う。今日連れて来た18名は誰が出てもしっかりやってくれるので、またコンディションを見てメンバーを決めていきたい」と語った。

今季の戦いぶりを見ても、広島に隙はない。広島は23勝5分6敗で最多勝点記録更新となる勝点74を量産した。73得点はリーグ最多、30失点はリーグ最少である。先制点を奪ったゲームは18勝1分、前半リードして試合を終えれば15戦全勝と無類の強さを発揮する。その上、時間帯別の得点では75~90分に最多の17ゴールを奪っている。J1通算最多得点歴代1位に並んだ佐藤寿人からU-22日本代表・浅野拓磨のスイッチなど、ラスト15分の必勝パターンを持っているのだ。

もちろん、長谷川監督は広島のバランスのよさを警戒する。決勝へ向けて「先制されると非常につらいゲームになる。ホームでやるので、先制点を取って、広島が前へ出る形にしたい。先制できないと、60分に浅野が入って、カウンターという形になるので、それは避けたいが、そうなったらなったで打ち合うしかない」と口にした。

準決勝では足が止まった遠藤保仁を前へ上げて攻撃のスイッチを入れたG大阪。FW・パトリックはとどめの3点目を決め、不発だった得点ランク3位の宇佐美貴史は72分に交代し、比較的決勝にフレッシュな状態で臨める。広島は得点ランク2位のドウグラスが直近3試合で5得点と絶好調である。まずは全体的に守備に比重を置き、機を見てショートカウンターを決めてくるだろう。いつ守りから攻撃へ転じるのか、MF・青山敏弘の手綱さばきに注目したい。

『明治安田CS』決勝・広島×G大阪は12月2日(水)・万博記念競技場で第1戦、12月5日(土)・エディオンスタジアム広島で第2戦が開催される。チケット発売中。残り席種はわずか。また、『明治安田CS』優勝チームはオセアニア代表のオークランド・シティーFCと対峙する『FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2015』開幕戦に出場。12月10日(木)・横浜国際総合競技場のチケットも発売中。

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