主演の剛力彩芽

 NHK・BSプレミアムの特集ドラマ「ジャングル・フィーバー」の取材会が30日、神奈川県横浜市で行われ、出演者の剛力彩芽、大東駿介、篠原ともえ、阿南健治、高橋メアリージュンほかが登壇した。

 本作は、人類存続のため宇宙船に乗せられた7人の死刑囚による密室サスペンス。

 主人公の元大学生・原口沙織を演じた剛力は「すごく責任感が強くて、いろんな感情を出したり我慢したりと、お芝居していて難しい部分もありましたが、すごく人間的な部分を演じられたのではないかと思います」と語り、「沙織の一生懸命で真っすぐなところが皆さんに何かメッセージとして伝わればと思っています」と呼び掛けた。

 また、本作の内容にちなんだ「密室で事件が起きたらどう対応する?」という質問に、剛力は「リーダーは多分無理かな…。まとめるってすごく大変。できれば誰かに任せたい」と本音で回答。

 篠原から「(現場では)結構、座長な感じでしたよ」と言われるも、「いやいや、全然」と苦笑いの剛力だったが、「沙織と似ている部分はあると思う。事件が起こってもみんなを信じて仲良くあり続けたい、みんなと(問題を)解決したいという感覚は私の中にもあるかな」と語った。

 一方、大東は「宇宙飛行士の密着ドキュメンタリーを見たことがあるけど、ただ正論を言ったり、リーダシップを発揮するだけでは成立しない世界。そういう空間では、今回ご一緒した剛力さんの持つ柔軟さと芯の強さというのは、人をまとめ上げるうえでぴったりだったと思う」と語った。

 ドラマはNHK・BSプレミアムで2016年1月11日、午後9時から放送。

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます