保育園や託児所、シッターなど、子を預けられる選択肢は増えています。

しかし、小学校や幼稚園に上がれば、急な学級閉鎖などによるお休み、夏休みなどの長期休暇、子どもの面倒を見てくれる家族の急用などの際に、親が仕事を休んで対応する必要のあるケースがあるのは変わらないものです。

そんな働く親たちの悩みに着目され、作られたのが、「子育て支援型のサテライトオフィス」を複数企業でシェアする仕組み。

これは、会社に行かずとも家の近くにある複数の企業が共用で使うサテライトオフィスに勤務することができるというもの。サテライトオフィスの中には、キッズスペースも備えたところもあるため、子連れで出勤可能。

託児所やシッターとはまた異なるこの新しい「子育て支援型のサテライトオフィス」の利用シーンや、ママがどう活用できるのかについて、探ってみました。

子育て支援型サテライトオフィス「ZXY(ジザイ)」とは?

「ZXY」

この新しい「子育て支援型サテライトオフィス」のメリットや特徴を知るために、株式会社ザイマックスが提供する「ZXY(ジザイ)」についてご紹介。

ZXYは、法人契約している企業の従業員であれば、首都圏にある約50拠点のうち、どの拠点でも15分単位で利用できるサテライトオフィスです。

また、約50拠点のうちの約15拠点には「キッズスペース」を併設しており、子どもを預けながら仕事ができます。

キッズスペースでは、専門の見守りスタッフが常駐して子どもをみてくれるといいます。

子どもと親に優しいところ

「ZXY」キッズスペース

この子育て支援型サテライトオフィスは、子どもと親にとって、他の施設やシッター利用と比べてどんなメリットがあるのでしょうか? ザイマックスの担当者に聞いてみました。

当日予約も可能

担当者「事前に会員となり、必要な情報を登録しておくことで、空きがあれば専用の予約サイトで当日予約が可能なのは大きなメリット。

一時保育では予約が取りにくいケースも多く、急な利用も可能という点が優しいと考えています」

15分単位の短時間の利用にも便利

担当者「保育園へのお迎え後にご利用いただくなど、丸一日預かってもらう必要はないという場合でも、15分単位で予約ができるため、柔軟な利用が可能です」

「オフィス」なのに郊外にたくさんの拠点がある

担当者「近年、保育所併設のオフィスも増えていますが、その多くは都心にあります。働くママやパパにお話を聞くと、荷物量や安全面の理由から『子どもを連れて満員電車に乗り都心に行くということ自体が現実的ではない』という声が多いです。

その点、ZXYは郊外に数多くの拠点があり、家の近くの拠点に通勤することも可能です。満員電車も回避できるため、ストレスフリーな子連れ出勤が可能になります」

隣の部屋に子どもがいるため安心して働ける

担当者「保育園などに普段から通っていない子どもの場合、親としては預けることに不安がつきまといますが、ZXYではワークスペースのすぐ隣に子どもがいるので、頻繁に様子を見に行けたり、何かあってもすぐに駆け付けたりすることもでき、とても安心です。

そして何より、仕事の合間に子どもの笑顔を見たり、お昼ごはんを一緒に食べたりなどしてリフレッシュできるので、仕事の生産性もアップするかもしれません!」

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