『パラダイス牧場』のヒロイン・ダジ役を好演したイ・ヨニ (C)S.M. ENTERTAINMENT & SAMHWA NETWORKS 2011 All Rights Reserved 『パラダイス牧場』のヒロイン・ダジ役を好演したイ・ヨニ (C)S.M. ENTERTAINMENT & SAMHWA NETWORKS 2011 All Rights Reserved

チャンミン(東方神起)初主演ドラマ『パラダイス牧場』のDVD-BOX I&IIが、いよいよ11月2日(水)に発売となる。済州島を舞台とした同作は、離婚した若い夫婦が6年後に再会して同居することから恋が始まるロマンティック・ラブ・コメディ。19歳で離婚を経験するが、獣医として明るく前向きに生きるヒロイン・ダジ役を好演したイ・ヨニに話を聞いた。

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同作の特徴は「1枚の絵のような映像美」で、見ているだけでも幸せな気持ちになれるそう。馬を素材にした作品は珍しく、見どころのひとつだ。そんな動物たちとの撮影は「すぐに慣れましたが、最初は少し怖かったです。NGがたくさん出て大変でした」とのこと。しかし、馬の扱いも徐々に克服。次第に慣れ、「好きなシーンはダジの馬が動かずに落ち込んでいたとき、やっと動くという場面。あまりにも嬉しくてダジとドンジュが緑の牧場を駆け回るシーンはいちばん楽しかったです」と振り返った。

ダジと性格が似ているという彼女は「仕事はもちろん、生きていく上でもいつもポジティブに考えようと心掛けています」と話す。心身ともに疲弊しているにもかかわらず、「自分にはやらなければならないことがある」と仕事に没頭するダジに共感したそうだ。「女優は、プライベートな感情を表に出してはいけないときがあります。そんな中で演技をする大変さを思い出して、ちょっと切ないというか、悲しくて」とダジと自分を重ねた。ハン・ドンジュ(チャンミン)とソ・ユンホのどちらが好みか聞いてみると、「ドンジュみたいに友達のように付き合える男性もいいし、ユンホみたいに男らしく引っ張ってくれる人も魅力的。両面を兼ね備えた人がいいかな」といたずらっぽく笑った。

同じ事務所に所属し、同い年のチャンミンとの共演はリラックスできたそうだ。チャンミンとの微笑ましいエピソードを明かしてくれた。「チャンミンが翌日がオフという日がありました。私は撮影があるので早めに寝ようとしていたのに、隣の部屋からチャンミンとスタッフたちの楽しそうに遊んでいる声が私の部屋に筒抜けで……(笑)。寝付けなかったので、言葉を選びながら『ちょっと静かにしてほしいの』とお願いしたら、チャンミンはものすごく申し訳なさそうにしていて、むしろ私が申し訳なかったです(笑)」。

来年は、スクリーンでも彼女に逢える。カンヌ国際映画祭で、わずか3分間の映像でスタンディングオベーションを巻き起こしたカン・ジェギュ監督の話題作『マイウェイ 12,000kmの真実』(2012年1月14日公開)。同作にチャン・ドンゴンの妹役で特別出演した。コメディからシリアスまで幅広く演じられる彼女。今後については「少し成熟した、タフでカッコいいキャラクターで、まったく違ったイメージをお見せしたいです。アクションやミステリー作品で事件を解決するような役にも挑戦してみたいし、熱いロマンスもいいですね。今後も作品を通して日本のみなさんにご挨拶できれば」と期待を込めた。

『パラダイス牧場』DVD-BOX I&IIは11月2日(水)発売。