ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京) (C)J.LEAGUE

FC東京にとっても、ヴィッセル神戸にとっても、今後を占う重要な一戦と言える。『明治安田生命J1リーグ』第15節は両クラブにとって、負けられない一戦である。

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10勝3分1敗・勝点33で2位・川崎フロンターレに勝点6差をつけて首位を快走するFC東京は、『コパ・アメリカ』出場で久保建英を欠く。18歳の日本代表はこれまで、ファストブレイクを武器とするFC東京の攻撃に独特のリズムをつけてきた。さらに直近4試合で4ゴールと日に日に存在感を増していた。しかも久保はレアル・マドリードへの移籍が秒読みとされている。今後を見据え、久保が不在の中、FC東京のアタックは相手にどれほどの脅威を与えることができるのか、真価が問われる。

久保だけではない。神戸戦ではFW永井謙佑の出場も危ぶまれている。6月9日・エルサルバドル戦で4年ぶりに日本代表へ復帰した永井は2ゴールの大活躍を見せるも、右肩を脱臼し負傷交代となった。本人は軽症と強調するも、今週のトレーニングも別メニューであった。

もちろん、他のメンバーは燃えていることだろう。得点ランキングトップタイの7ゴールを誇るディエゴ・オリヴェイラやラストパスを供給する東慶悟、ゲームを組み立てる高萩洋次郎らのモチベーションは高い。決して「久保がいないから」「永井が本調子ではないから」とは言わせない。

第13節に泥沼の7連敗を抜け出した神戸も、ここで下手を打つわけにはいかない。神戸は今週末、ドイツ人の新指揮官・フィンク監督のもと、4勝2分8敗・勝点14の13位からの逆襲をスタートさせる。だが、神戸も主力を欠く。DFダンクレー、MFセルジ・サンペールは出場停止、ポドルスキはドイツで治療中、リハビリ中のイニエスタも出場を見送りそうだ。神戸としてはチーム全員でしぶとく守り、2試合連発のビジャ、3戦3発のウェリントンの決定力にかけたいところ。

過去のリーグ戦の対戦成績を振り返って見ると、FC東京が15勝10分7敗とリード。ここ10試合も5勝3分2敗と変わらぬ相性の良さを見せる。

『明治安田J1』第15節・FC東京×神戸は6月15日(土)・味の素スタジアムにてキックオフ。当日は『大矢運送 Day』を実施、来場者先着3万名様に「オリジナルワリフバッグ(レジャーシート付)」をプレゼント。チケット発売中。

また、7月7日(日)の第18節・ガンバ大阪戦は『ぴあDay』として行われる。七夕をモチーフにした七夕限定オリジナルフットボールシャツを来場者先着2万名に配布し、須澤紀信、民謡ガールズ、99RadioService、GRID STARZというぴあがオススメするアーティストのミニフェスも行う。こちらのチケットは本日6月14日(金)午前10時より一般発売。