ミュージカル「CHICAGO」に出演するシャーロット・ケイト・フォックス

 ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」日本公演前の舞台撮影および囲み取材が3日、東京都内で行われ、出演者のシャーロット・ケイト・フォックス、アムラ=フェイ・ライト、トム・ヒューイット、ロズ・ライアンと泉ピン子が出席した。

 今年10月末にブロードウェイデビューを果たし、ロキシー・ハート役で来日公演を行うシャーロットは、「うれしい、とても大きな誇りに感じています。生まれ故郷で舞台に立てて、二つ目の故郷の日本に戻って来られて、とても貴重で特別な経験をさせてもらいました」とあふれる喜びを語った。

 また、2014年度下半期に放送されたNHKの連続テレビ小説「マッサン」で主人公・亀山エリーを演じたシャーロットの義母役の泉がサプライズで祝福にかけつけた。トムに連れられて登場した泉を見た瞬間、シャーロットは両手で顔を覆って驚きながらも「ありがとう。とてもとてもびっくり。感動。うれしい」と涙ぐみ、何度もハグして感動の再会を喜んだ。

 泉も「うちの嫁です。頑張ったね。知らないうちに(ブロードウェイで)デビューして、素敵なことだと思います。イメージがまったく違って。まあ」と“娘”の活躍に感激しきりで、「1年ぶりくらいかな。彼女の歌は『蛍の光』しか聞いたことがなかったけど、今日はずっと見ていたよ」と声をかけた。

 「よかったね。ブロードウェイはどうだった?」と問いかける泉に、シャーロットは「楽しかった。ちょっと怖い。ドキドキで怖い」と報告した。さらに泉は「日本は今インフルエンザや風邪が流行っているから、体調管理はちゃんとしてください。久しぶりにご飯に行こうという誘いも全部断りなさいよ。『マッサン』のメンバーはみんな来ると言っていたからね」と気遣っていた。