優美な曲面ボディー、指紋認証に多彩なタッチ機能を盛り込んだファーウェイのフラッグシップスマホ「HUAWEI Mate S」

2015.12.8 11:00配信
製品発表会で道端アンジェリカさんも絶賛の「HUAWEI Mate S」

ファーウェイは11月26日、同社のフラッグシップスマートフォン「HUAWEI Mate S」を日本国内向けに発表した。日本国内のSIMフリースマートフォン市場ではこれまでローエンドからミドルクラスの製品が比較的多くリリースされている。一方ファーウェイは、SIMフリー市場の拡大を好機ととらえ、2014年末に投入したMate 7を皮切りにハイエンド端末も積極的にリリースしラインアップも拡充、ユーザーの選択肢を広げてきた。さらに今回、「HUAWEI Mate S」を日本市場にもいち早く投入することで、品質やブランドを重視する日本のユーザーに、ハイエンドモデルをMVNO系SIMカードと組み合わせて使う動きが広がっていきそうだ。

11月26日に開かれた製品発表会では、タレントの道端アンジェリカさんがゲストとして登場。発表に先立って試用した感想を披露した。「スタイリッシュで格好よく持ちやすい。いろんなファッションに合うおしゃれな端末。後ろを指で触るだけでONになったり、シャッターが切れたりするのでめちゃめちゃ便利。写真は、肌がきれいにかわいく写り、スマホでとったとは思えないほどの仕上がり。すごい最先端だなと思った」と話し、フラッグシップモデルの先進機能を堪能したようだ。

なお「HUAWEI Mate S」はこれまで、ベルリンで開催されたコンシューマーエレクトロニクスショーのIFA 2015で「AndroidPIT Best of IFA 2015 Award」「Best of Android IFA 2015 Award」「Best of IFA 2015-Smartphones」「Best Innovation of IFA 2015」「Best Design of IFA 2015」「Biggest Surprise IFA 2015」を受賞。さらにMobile Choice誌の「Showstopper 2015」、Android Authorityの「Editors Choice Award」など、数々の賞を受け世界的にも注目を集めている。

●優美な曲面を描くフルメタルボディー、AMOLEDの美しいディスプレー

それでは、実際に「HUAWEI Mate S」の使い勝手を見ていこう。手に持ってみると、5.5インチディスプレー搭載という言葉から受ける先入観よりも、はるかにコンパクトかつスマートな印象を受ける。美しく曲面を描くフルメタルボディーを採用した本製品は、側面にダイヤモンドカットが施され、最薄部はわずか2.65ミリ。ボディーの角が手のひらや指の腹に当たらないので、非常に手に収まりよく感じる。

ディスプレー側も2.5D曲面を描いており、材質にはCorning Gorilla Glass4を採用。コーニング社第4世代となるこの強化ガラスは、ほかの化学強化ガラス(アルミノケイ酸塩ガラス)の2倍の耐久力を備えていると謳われており、「HUAWEI Mate S」の前面を強固に保護している。

本製品が搭載する5.5インチディスプレーは、フルHD(1920×1080ドット、401dpi)のAMOLEDタイプ。色域105%、コントラスト比180万:1のAMOLEDディスプレーは、躍動感のある美しい映像を映し出す。なお「HUAWEI Mate S」は狭額縁設計により、同じ5.5インチのディスプレーを搭載するiPhone 6s Plusより3辺すべてでコンパクトなボディーを実現している。幅で約2.6ミリとわずかな差ではあるが、実際に両機種を握り比べてみると、「HUAWEI Mate S」のほうがより片手操作しやすいのがわかる。

●指紋認証に多彩なタッチ機能を搭載してユーザビリティー向上

「HUAWEI Mate S」は背面に最新世代の指紋認証モジュールを実装し、検出スピードも感度も従来比で2倍に向上した「Fingerprint Sense 2.0」を搭載している。実際に認証スピードを試してみたが、指紋を登録した指をセンサーにあてがった瞬間に画面が即座に表示される。ボタンを押すというアクションがなく、またロック画面が表示されないぶん、iPhone 6s/6s Plusよりも短い時間でホーム画面が表示された。

「Fingerprint Sense 2.0」は指紋認証用途だけにとどまらず、ユーザビリティー向上にも活用されている。たとえばホーム画面で指紋センサーを上下にスライドさせると、通知エリアの開閉操作が可能なのだ。通常のAndroidスマートフォンでは画面上部からスワイプして通知エリアを引き出すが、片手だけで通知エリアを出し入れできるのは想像以上に快適だった。

またギャラリーアプリで指紋センサーを左右にスライドさせると、画像を全画面表示のままで前後に送り戻しできる。ほかにもかかってきた電話を指紋センサー長押しで受話したり、カメラモードでシャッターを押せるなど、実用的なアクションが数多く割り当てられている。細かな機能だが日常的に便利に活用できるという印象だ。

「HUAWEI Mate S」にもうひとつ搭載されているタッチ技術が「Knuckle Sense 2.0」。これは、ファーウェイ独自のユニークで便利な機能の一つで、ドアに対して行うように画面を「ノック」する操作を起点に、画面キャプチャーをはじめとしたアクションを実行できる。

たとえば「ダブルノック」では全画面キャプチャー、「シングルノック+範囲選択」では選択部分の切り出しが可能だ。この「Knuckle Sense 2.0」では長方形だけでなく、ハートや円、蝶型だけでなく自由な形状で切り抜けるようになった。

キャプチャーできるのは静止画だけではない。「2本指でダブルノック」すれば動画としてキャプチャーすることが可能なのだ。アプリの一連の操作を教えたり、マップアプリで道順を伝える際に動画を記録してメールするなど、さまざまな応用が可能な機能と言える。

なおディスプレーが消えている状態で、ノックする指(第2関節)で画面に「c」を描けばカメラアプリが、「e」を描けばブラウザーが、「m」を描けば音楽アプリが、「w」を描けば天気アプリが起動する。描く文字は追加できないが、それぞれの文字に割り当てるアプリケーションは変更可能なので、ひんぱんに利用するアプリケーションを登録しておくと便利だろう。

●ファーウェイ史上最高のカメラ機能

多彩な機能、素直な描写力、強力なビューティーエフェクトに定評のあるファーウェイのカメラ機能だが、「HUAWEI Mate S」ではさらに画質に磨きをかけ、高機能化も実現している。リアカメラにはRGBの3原色に加えてホワイトにも対応した1300万画素のイメージセンサーを搭載して、最大補正角1.2度の光学式手ぶれ補正機構も内蔵。デジタルカメラ専用機と同等の仕様の画像処理プロセッサーも実装した。さらに微細な傷の悪影響を未然に防ぐため、リアカメラはサファイアガラスで保護されている。

このプロ仕様のカメラ性能を最大限に引き出すために用意されたのが「プロカメラモード」。測光モード、ISO感度、シャッタースピード、露出、フォーカスモード、ホワイトバランスを自由に設定し、画作りを楽しめる。マニュアルフォーカスも設定可能なので、ボケ味を活かした写真技法にも挑戦することが可能だ。

フィルムカメラ時代をほうふつとさせる雰囲気ある写真を撮影できるのがリアルタイムモノクロフィルター。モノクロ、インパクト、ND(Neutral Density Gray)の3つのモノクロフィルターが用意されており、リアルタイムに仕上がりを確認しながら作品作りに集中できる。レトロな雰囲気の写真を最新技術のスマホカメラで撮影するのはなかなか楽しい体験になるはずだ。

フロントカメラもさらに美麗な自撮りが可能なように、800万画素のイメージセンサーと、ソフトライトLEDを搭載したうえで、ビューティーエフェクトも最新アルゴリズムに一新。自然な肌の質感を維持したまま、より透明感のある美しいセルフィーが楽しめるようになっている。実際編集部内でセルフィーを試してみたが、一度使うとビューティーエフェクトなしに自分の顔を見るのが辛くなるほどの効果だ。

●生活や仕事に役立つスマート機能を搭載

さらに普段の生活や仕事をアシストしてくれる便利な機能も追加されている。「HUAWEI Mate S」には上面にひとつ、下面にふたつのマイクが内蔵されている。標準搭載されているレコーダーアプリには、この3つのマイクを活用した、全周波数録音用の「ノーマル」、2者間の対話録音に向いた「インタビュー」、多数の人が話している場合に最適な「会議」の3つの録音モードが搭載されている。

またカメラアプリのモードから選べる 「文書撮影」モードでは、書類を検知すると自動的に傾きと歪みを補正し、撮影まで自動でこなせる。連続して書類を取り込みたい時などに非常に重宝するはずだ。

●ファーウェイのフラッグシップにふさわしい充実した機能

ファーウェイの最新技術がすべて注ぎ込まれた「HUAWEI Mate S」は、ハードウェア、ソフトウェア両面でスキのない端末に仕上がっている。だが今回試用してもっともうならされたのは、すみずみまで行き届いたユーザビリティーに対する心配り。「Fingerprint Sense 2.0」と「Knuckle Sense 2.0」によるタッチ技術は、一度使ってしまったら手放せなくなるほど便利な機能だ。現在キャリアが一押しで販売している「あの端末」に引けをとらないSIMフリースマートフォンがほしいのなら、ぜひ最初に検討してみていただきたい端末だ。

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