主人公の外科医・白川を演じた椎名桔平

 WOWOW「連続ドラマW 神の手」完成披露試写会が20日、東京都内で行われ、出演者の椎名桔平、杉本哲太、鈴木砂羽、北村有起哉と兼重淳監督が登壇した。

 本作は “終末期医療における安楽死の是非”という社会問題を真正面から取り上げた社会派サスペンス。主人公の外科医・白川を演じた椎名は「どういう最期を迎えるのか、というのは難しいテーマ。このドラマを見ることによって、真剣に考えたり、家族と話すきっかけになってくれたらうれしい」とアピールした。

 苦渋の選択をする白川にちなみ、登壇者たちの「最近した大きな決断」についての質問も。杉本は「毎日酒を飲むのですが、ストックすると全部飲んじゃうので、その日に飲む酒だけを買いに行く。1000円台のワインにするか、3000円のワインにするか、思い切って5000円のワインにいくか、毎日苦渋の選択をしております」と話した。

 北村は「この撮影現場の時は全然たばこを吸ってなかったのに、終わってからフラ~ッと6年ぶりぐらいに吸ったら本当においしくなっちゃって…」と告白。毎日、ベランダで隠れるように吸っているといい、「いつかまたやめる決断をしないと」と苦笑した。

 椎名は「最近健康を意識して、パルクールやクロスフィットに行くようになったんです」とコメント。しかし、自転車買い替えの際には、「スポーツバイク」と「電動自転車」を提示され、最終的に「電動自転車」購入を決断したという。「リュックを後ろに引っ提げてバ~ッと走れるスポーツタイプを選ぶつもりが、今の電動自転車の機能や充電の長持ちの話を聞いていると、ものすごく引かれちゃって」と話し、笑わせた。

 ドラマは23日、午後10時スタート。全5話(第1話無料)。