作家の感性に共感した人たちが集まる

最後に、「ひと首輪展」の主宰者である7777さんにインタビューしました。

ひと首輪展革を縫う7777さん

今回2回目の開催となる「ひと首輪展」。「今回、興味を持ってくれる新たな作家さんが増えて良かったなぁ、と思います。お客さんは、前回同様女性が多いですよね」と7777さん。しかし、女性に首輪が人気な理由については「分かんないんですよ」。そんな私たちのやり取りを聞いていた先ちゃんから、「えー!?7777さん、首輪作ってるじゃないですか?」いうツッコミ!(笑)

ひと首輪展首輪女子の先ちゃん

「『ひと首輪展』は、自分が『こういうのを着けたい』と思う人たちが集まるイベントだと思うんですよ。作家さんの感性に共感した人たちが来るということです。たとえば、『この人のこの首輪が好き』というお客さんが多いので、前回買ってくれたお客さんがまた来てくれるんですよ。それがとても嬉しいですね」

そう語る7777さんは、「他のフェチ系イベントは男性客が多いじゃないですか?それなのに、なぜか、首輪は女性が好きなんですよね……」と首を傾げます。

「首輪を作っている人は、なぜ女性が首輪好きなのかの理由をいろいろ言えても、それは核心ではないと思うんですよね。結局、作家は、自分が作りたいから、『こういうのが欲しい』と思うから、作るんです」

「ひと首輪展」のこれから

7777さんは、自分の作品が売れると、「いい人に使ってもらってください」と思うそうです。

「買ってくれること自体はもちろん嬉しいです。でも、その後、お客さんは首輪をどう使ってくれるんだろう、と考えます。今日、私の首輪を着けてきてくれたお客さんがいました。その首輪を触ってみたら、長い間使い続けてくれたんだな、というのが分かりました。ありがたいですね。私の首輪は、使ったらその人が表れてきます。それを楽しんでもらいたいな、と考えています」

ひと首輪展7777さんの作品

今回の「ひと首輪展」は、「普段使い」がキャッチコピーです。「実際に首輪を使うときのことをもう少し踏み込んで提案しましょう、ということですね。そこで出てきたのがリードです。だから、今回の裏テーマは『リード』なんですね」と7777さん。

「リードをリードらしくする作家さんもいれば、電気のコードで作る作家さんもいれば、リードに見えないリードにする作家さんもいます。それぞれ皆さん、個性を出してくれて良かったと思います」

ひと首輪展先ちゃんのリードを引っ張るカメラマンのはっしんさん

7777さんは、「ひと首輪展」の次回開催にも前向きです。

「次回のテーマは、今回終わってから考えます。ただ、『ひと首輪展』は、作家さんたちと交流しながら作っているイベントなので、自分一人でやっているつもりはありませんね。みんなで情報を共有し合うと、いろんなアイデアが出てきて面白いですよ」

終始穏やかに話す7777さんからは、首輪に対する熱い思いと、人と人とのつながりを大切にする気持ちとが滲み出ていました。

次回の「ひと首輪展」はどんなイベントになるのでしょうか?今後の展開がとても楽しみです!!

家庭教師を本業とするライター。アート、教育、地域情報を軸に、広く文化全般を対象に執筆。まじめに教材作成をする一方、サブカル、妖怪、アングラ、フェチなどに関連するイベントを一眼レフ片手に取材します。「好きな人を応援する」がモットー。

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