(左から)ジョン・ボイエガ、デイジー・リドリー、J.J.エイブラムス監督、アダム・ドライバー

 映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の来日記者会見が11日、千葉県浦安市で行われ、J.J.エイブラムス監督と出演者のデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーが登場した。

 本作は『スター・ウォーズ』シリーズの最新作で、新たなる3部作の1作目となる。

 会見ではこれまで映画の内容を一切明かして来なかったエイブラムス監督がついに重い口を開いた。今言える最大限の“秘密”を問われると「一つだけとっても大事な秘密がある。“タコダナ”という星が出てくるんだけれど、実は僕が初めて日本に来たときに高田馬場のホテルに泊まったから、それをもじって付けたんだ」と答えて笑いを誘った。

 砂漠の惑星ジャクーで家族を待ち続ける孤独なヒロインを演じたデイジーは、日本で楽しみにしていることを問われると「前回来日した時は京都や原宿、歌舞伎を見たの。今回は原宿に行ってきた。前と同じようにショッピングして楽しかった」と笑顔で答えた。

 ハリソン・フォードと共演した印象については「彼は本当に素晴らしい人。皆さんの期待を上回るほど、優しくてユーモアにあふれているわ。もちろんキャリー・フィッシャーやマーク・ハミルとの共演もうれしかった。共演できて本当に良かった」と語った。

 ダース・ベイダーを受継ぐ存在のカイロ・レン役のアダムは「黒澤明監督の『七人の侍』や『隠し砦の三悪人』などを見て参考にした。そこから自分なりに想像を広げてキャラクターを作っていった」と明かした。

 映画は12月18日18時30分から全国一斉公開。