報道陣からの取材に応じた吉沢亮

 「吉沢亮 写真展2019」の囲み取材会が21日、東京都内で行われ、吉沢本人が俳優生活10周年を迎えた心境などを語った。

 同展では、21日発売の写真集『Departure』のアザーカットを含む約40点の写真展示のほか、これまでの出版した書籍の中から、印象的なカットを選んで紹介する。

 俳優生活10周年を迎えた吉沢は「あっという間。もう10年たったんだと、ちょっと焦ります」とコメント。「現場でも、年下の俳優さんですごい役者さんもいっぱいいて“自分は10年分の成長がちゃんとできているのかな”って思います」と明かし、「この漢字なんて読むんだろうとか。もう25歳なのでいい加減そういうミスを減らしたいです」と語った。

 一方「ほほ笑み王子」と呼ばれていることを指摘されると、「多分うそじゃないかな。前もバラエティーで言われましたが、初めて聞いた。そんなに自分の中で笑っている印象はない。僕、緊張するとついヘラヘラしちゃうので、その印象だと思います」と自己分析した。

 「何でそんなに格好いいの?」という直球の質問には、「遺伝ですかね」と、さらりと回答。とはいえ「代々皆さん格好いい?」と突っ込まれると、「割と僕だけ。4人兄弟なんですが、格好いい人は僕だけ。他のきょうだいは、あまり…なんですよね」と冗談めかして、笑わせた。

 「イケメンで得したエピソード」を聞かれると「あまりないですけど」と困惑気味に答え、「国宝級イケメン」と評されることについては「『そうですよね…』ってなります」と苦笑い。「格好よくなる秘訣(ひけつ)」を問われると「なんだろ。ちゃんと食べて寝る」と返した。

 今後の抱負については「お芝居でやったことのないような役をどんどんやっていきたい。もっともっとインプットして、役者としても人間としてもちゃんとした人になりたい」と言葉に力を込めた。