鉄道路線を擬人化したコミック作品『青春鉄道』(あおはるてつどう)(KADOKAWA・コミックウォーカー連載中)がミュージカルに! 11月18日~23日まで、新宿にある全労済ホール・/スペース・ゼロにて公上演されました。

手掛けるのは2.5次元ミュージカルでお馴染みのマーベラスとネルケプランニング。鉄道路線の擬人化作品というマニアックなジャンル。

ちょっとハードルが高いかも?と不安ながらも観てみたら、「こんなに路線の関係って面白かったんだ!」と気付かされ、もっと観たいと思うほどに。その魅力をちょっとだけお伝えします!

今回が初公演となったミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』。

キャストは永山たかし、滝川英治、Kimeru、阿部よしつぐ、森山栄治、郷本直也、豊永利行など、某ミュージカルの初代メンバーが集結。

そこに、鯨井康介、高橋優太、高崎翔太、山本一慶、稲垣成弥、章平らが加わり、息のあったテンポの良いステージが繰り広げられます。

チケットは、通常の席を指定席、S席をグリーン席として販売。こういった鉄道にちなんだ細かいこだわりも楽しいです。

ステージは、ショートストーリーがいくつも詰まったオムニバス形式で、各路線の関係や歴史をわかりやすく表現。接続のある路線や、新幹線を上官とした上下関係など、関係も様々。車両や駅ではなくて、路線を擬人化というのが面白いですよね。

今でもSL(蒸気機関車)が走っているアナログでガテン系の秩父鉄道、乗り入れや接続が非情に多いため苦労人でいつも胃を痛めている有楽町線、利用者数トップで年間1兆円を稼ぐお金にうるさい東海道新幹線、愛社精神が強くグループの会長に忠誠を尽くす西武池袋線など、濃いキャラクターばかり!

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