「2016年用年賀状引受開始セレモニー」が15日、東京都内で行われ、嵐の相葉雅紀と松本潤が出席した。

 二人は「2016(平成28)年用お年玉付き年賀はがき」のコミュニケーションパートナーである嵐を代表して参加した。

 まず舞台に登壇したのは松本。白の羽織はかまで登場し、「今年は歌手としての活動が印象的。8年ぶりの宮城県でのコンサート、そして今開催中のツアーとたくさんのファンの皆さんと会う機会ができた。直接コミュニケーションを取れたことで、たくさんの方に支えられているんだなとあらためて感じました」と今年を振り返った。

 巨大ポストへの投函を前に「(年賀状は)メンバー全員に出しますよ。大野(智)さん、櫻井(翔)さん、二宮(和也)さん…」とトボける松本に、「いやいや! バカ言ってんじゃないよ! “千葉県出身、相葉雅紀さん”もいるでしょ!」と突っ込みつつ、巨大ポストから姿を見せた相葉。「ポストの妖精、相葉雅紀です!」と笑顔であいさつした。

 嵐が出演する放映中のCMが“ポストの中の世界”をイメージしたもののため、ポストの中から登場した相葉は「すごく居心地が良かったです」と笑い、松本も「相葉さんならではの登場の仕方。楽屋は一緒だったけどね」と明かして笑いを誘った。

 松本は「あらためて年賀状の歴史や作法を調べて知り、先輩や友人それぞれに気持ちをきちんと伝えられるように、手書きの部分も作りました」と年賀状へのこだわりを語り、「メールとかもあるけど、一枚ずつハガキに気持ちを込めて書くというのは、日本ならではの昔から続いている文化ですから大事にしていきたいです」と語った。

 相葉はCM撮影について「すごく穏やかな空気でした」と語り、CMで嵐が口ずさむ“年賀状ください~”という曲について「あの名曲あるじゃないですか。あれを歌ったり踊ったりしたんですが、緩い感じの名曲だったんで、より場が和みました」と撮影を振り返った。

 松本は「先日、来年は12年に一度のいい年と言われたことを別の場でお話したんですが、その後さらに、ここから3年間いい年だと言われて。嵐としてもいい1年にしたい。新しいことにもチャレンジしたいし、実りある1年になれば。期待しかないです」と笑顔で来年の抱負を語った。

 相葉は先のコメントに続けるように「CMの名曲のように緩~く。ゆるキャラでいきたい。楽しく、キャッチーに。キャッチーな相葉雅紀でいきます!」と宣言。「いろいろと学ぶこともたくさんあったので、2015年にやれたことを2016年にもできるようにやっていけたら」と笑顔で述べた。

 最後に2人は、会場に招かれた10人の子どもたちの年賀状投函を手伝い、名前を呼んだり、かがんで目線を合わせながら、優しくサポートした。