『マイ・ファニー・レディ』 (C)STTN Captial.LLC 2015

『ラスト・ショー』や『ペーパー・ムーン』などの作品で知られるピーター・ボグダノヴィッチ監督の新作『マイ・ファニー・レディ』が今週末から公開になる。本作はボグダノヴィッチ監督13年ぶりの新作で、多くの名優たちが監督への敬意をこめてカメオ出演しているようだ。

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本作はニューヨークのブロードウェイ舞台に、個性豊かなキャラクターたちが複雑に絡み合っていく様を描いたロマンティック・コメディ。ウェス・アンダーソンとノア・バームバックが製作を務め、オーウェン・ウィルソンやジェニファー・アニストンらが出演している。

数々の傑作を発表してきたボグダノヴィッチ監督の新作には観客だけでなく、多くの俳優も注目しており、劇中には様々な俳優たちがクレジットなしでカメオ出演している。『マン・オブ・スティール』にも出演したマイケル・シャノンは警官役で、『ペーパー・ムーン』でオスカーに輝いたテイタム・オニールはウェイトレスの役で出演。他にもダスティ・ホフマンの息子ジェイク・ホフマンや、人気モデルのポピー・デルヴィーニュが思わぬ役どころで出演している。

さらに劇中には、新進ハリウッド俳優のイジーのパートナー役で、“世界的に有名な映画監督”として知られる人物が登場。多くの映画人からリスペクトを集めるボグダノヴィッチ監督だから実現できたキャスティングになっている。

『マイ・ファニー・レディ』
12/19(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開