今年、再ブレイクしたお笑いコンビと言われているのがスピードワゴン。特に小沢一敬のメディア露出が急激に増えています。再ブレイクというよりも、「初の本格ブレイク」と言われイジられたりしていますが、今年、人気を集めた芸人の一人と言えるでしょう。

先日、人気バラエティー番組『アメトーーク!』のDVDシリーズの発売が発表され、ブレイクのきっかけとなったと言われる「小沢という変人 SEKAI NO OZAWA」はvol.35に収録されることに。神回と言っても良いほど秀逸な特集でした。

歌手グループ「SEKAI NO OWARI」ではなく、「SEKAI NO OZAWA(セカオザ)」と呼ばれても違和感がないほど、その芸風は際だっています。

さて、当の本人である小沢は、

「俺たち大人になっちまったな……ちッ」
「信じられる? 来週には、もう12月なんだぜ」
「口座番号教えて。出演料払っておくよ。今晩俺の夢にでてくると思うから」

など、数々の甘い名言を発信し、笑いを誘ってきます。

しかし、そんな小沢は幼少期にとても貧乏な生活をしていたとは、いまのキザな彼の姿からは想像しにくいでしょう。若手芸人時代は皆、苦労するものですが、小沢の場合は、愛知県での幼少期の方が貧しかったと、書籍『芸人貧乏物語』の中で明かしています。

今回はそんな小沢が小学生時代に遭遇した、悲しきクリスマスのエピソードを紹介したいと思います。