テニス対決に出場する(前列左から)石橋貴明、錦織圭、マイケル・チャン、木梨憲武(後列左から)ゴラン・イワニセビッチ、マリン・チリッチ

 来年1月2日(土)に、テレビ朝日系で放送されるスポーツバラエティー「夢対決2016 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の追加出演者が、17日、発表され、「テニス対決」には錦織圭が、「リアル野球BAN」対決には「侍JAPAN」の主力メンバーである中田翔(日本ハム)、山田哲人(ヤクルト)、秋山翔吾(西武)、松田宣浩(ソフトバンク)が出演することが分かった。

 「テニス対決」では、ことし世界ランキング4位となり、アジア人初の生涯獲得賞金1000万ドルを突破した錦織圭が、コーチであるマイケル・チャンとペアを組んで登場。2011年から5連敗中のとんねるずは、2014年の全米オープン決勝で錦織を倒したビッグサーバー、マリン・チリッチを迎え〝タカッチ・ノリッチ・チリッチ〟の最強チームを結成し、錦織に挑んだ。

 チャン・コーチは「いつもはとんねるずペアの助っ人に入って負けていたから」と、師弟ペアでの勝利を狙う。しかし、チリッチも「圭とはライバルでグッドフレンドだが、今日は勝つ」と、とんねるずのテニス初勝利へ強力サポートを約束した。試合では、錦織が得意の“エアケイ”を繰り出すほか、スーパーショットがさく裂。また、とんねるずチームの助っ人として、現役時代はチャン・コーチのライバルでもあったウィンブルドン王者ゴラン・イワニセビッチも登場し、珍プレー、好プレーで試合を盛り上げた。

 収録を終えた石橋貴明は「今日はチリッチとイワニセビッチがすごかったですね。イワニセビッチのショーマンシップにお株を奪われてしまいました(笑)。プロ同士のストロークは、あまりの速さに見ていると目が回っちゃいます。僕のところにもものすごい球が来て…、ぜんぜん反応が遅くてダメでした。それにしても年々、圭が青年から大人の男になってくる。この間までかわいらしい感じだったのに、今日はたくましさすら感じて。来年はグランドスラムでやってくれるんじゃないですか」とコメント。

 木梨憲武も「最高に楽しかったですね。圭ちゃんも毎年大人になっていきますね。われわれは毎年おじいちゃんになっていきますが(笑)。今回のみどころは、ミスタービーンのようなイワニセビッチと修造のいない積極的な錦織選手です。イワニセビッチも圭ちゃんも楽しませようというプロ意識で臨んでくれて、それをみごとにクリア。与えられた2時間の中でいろいろやってくださっています。そんな圭ちゃんに乞うご期待です」と笑顔を見せた。

 放送は2016年1月2日(土)夜6時30分~11時30分。「テニス対決」「リアル野球BAN」のほか、プロゴルファーの松山英樹や石川遼らが登場する「ゴルフ対決」なども放送される。