ミュージカル『キャッツ』国内上演回数8000回を突破 ミュージカル『キャッツ』国内上演回数8000回を突破

劇団四季が上演しているミュージカル『キャッツ』が10月28日、国内通算公演回数8000回を達成した。

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『キャッツ』の日本初演は1983年。以降28年にわたり9都市、17公演地で上演を重ね、現在は横浜のキヤノン・キャッツ・シアターにて公演中だ。公演回数8000回という数字は国内上演ミュージカルでは1位であり(なお、2位は同劇団が上演している『ライオンキング』の7544回/10月28日時点)、28年の長きにわたり上演され続けているミュージカルも他にはない。

この日は本編終了後、満員の客が熱い視線を注ぐ中、特別カーテンコールが実施された。まずはラム・タム・タガー役の田邊真也がこの公演をもって8000回を達成することができたことを報告し、「『キャッツ』を愛して支えてくださった、800万人のお客さまへ、本当にありがとうございました。これからも『キャッツ』は、お客さまと共に走り続けます!」と挨拶。その後、猫たちが舞台上に大きな2枚の幕を用意すると、オルゴール調の『ガス-劇場猫-』のナンバーに乗せて、猫たちが作る影絵とともに『キャッツ』の歴史が映写。そして幕の奥から猫たちが再登場、ダンスを魅せるとともに「8000」のオブジェを客席から運び出し、ポーズを決めると、客席からはこの日一番の大きな拍手が沸き起こった。その後も何度もカーテンコールは繰り返され、『キャッツ』を愛する観客たちの熱い拍手は、ラム・タム・タガー役の田邊が「The END」の看板を出すまで鳴り止むことはなかった。

公演はロングラン上演中、チケットは現在2012年1月9日(月・祝)公演分まで発売中。