クリスマスプレゼントに欲しいものは「強いメンタル」と語った鞘師里保

 今年いっぱいでアイドルグループ・モーニング娘。’15を卒業する鞘師里保が24日、写真集『モーニング娘。 鞘師里保全集2011-2015』の発売を記念して、東京都内で握手会を行った。

 この写真集はモー娘。として活動してきた鞘師の“5年の軌跡”を1冊に集約。厳選したカットを掲載した決定版となっており、鞘師は、「ファンの方には、懐かしい気持ちで見てもらえたら」とアピール。その出来栄えについては「100点満点」と自信を見せ、「容姿の変化は感じてなかったけど、自分なりに大人っぽくなれたなって思います」とほほ笑んだ。

 卒業まであと約1週間となるが、鞘師は「毎日、ファンの方と会う機会があるので、寂しいよりは楽しい気持ちが大きい」と心境を明かし、「メンバーも気を遣ってくれているのか、特別感を出したりすることはなくて、それが逆にありがたいです」と感謝した。

 また、「自分にとってモー娘。とは“家族”だなって思う」と振り返った鞘師は、「毎日楽しく活動しているけど、その中でメンバーとけんかしたり、たまに嫌になっちゃう時も正直あった。でもその中で、人としても成長できたし、そこから卒業するのは、親に育てられた子どもが一人暮らしするというのに似ている」としみじみ。あらためて「今は、やり切った気持ちでいっぱい。今の自分に出せるものはすべて出せた」と胸を張り、今後は「さらに高みを目指して頑張りたい」と気を引き締めた。

 卒業後は留学することが決定しているが、留学先については「一応、秘密にしておこうかな…」とニッコリ。現地では「語学以外にも、アクティビティーみたいなのものがあり、自然と触れ合う機会も多かったりする」といい「せっかく海外に行くので、日本では得られない感覚も学びたい。今までは、1年中ずっとコンサートをさせてもらったけど、これからはあまり計画を立てずに、いろんなものを吸収できる環境に身を置きながら、新しい“コレ”というものを見つけたい」と意欲を語った。

 一方で、今後起こりうる、モー娘。の“センター争い”についての質問も。鞘師は「最近だとバラエティーや舞台で頑張る子がいたり、それぞれが自分の活躍する場所を見つけている。そういった経験を踏まえてセンター争いをしている姿を、バチバチしているメンバーの姿を、私は見たいです」と期待を込めていた。