憧れの犬ぞりに野生動物の観測etc 。オーロラ以外も楽しい!

ハスキーたちがお待ちかね。「自分を連れていって!」と吠えながらアピール。

オーロラが見られるのは夜。では昼間に何をして過ごす?

ホワイトホースならアクティビティの選択肢が豊富な上、可愛らしい町での買い物やグルメも充実。退屈とは無縁です。

前だけを見てひたむきに走る犬たちが健気。2人組なら一人がソリを操縦して、もう一人が座席に座るのも楽しい。

まずは、憧れの犬ぞりにチャレンジ! ホワイトホース近郊の大雪原を、アラスカンハスキーが引く犬ぞりで疾走します。

利口な犬たちが引っ張ってくれるので、初めてでも心配無用。真っ白な世界を犬とともに突っ走る体験は、オーロラと同様に“一生に一度”は味わいたいものです。

犬ぞり体験は雪が豊富な11〜4月頃に実施。1時間以上かけてたっぷり走る本格的なもので、犬たちとの連帯感と達成感が味わえます。

動物好きならぜひ訪れたいのが、ホワイトホース から約30kmのところにある「ユーコン野生動物保護区」。

もともとは、群れからはぐれてしまったりケガをしてしまったりといった動物たちを自然に返すための保護するために作られた施設ですが、今ではそこで育った動物たちが自然の中でのびのびと暮らしています。

トナカイ(カリブー)と、真っ白なケガ印象的なマウンテンゴート。金網越しではあるが、間近で観察できる。

トナカイやムース、ヘラジカ、バイソン、マウンテンゴートなど、日本ではなかなか見られない動物たちに感動!

移民が多く暮らすホワイトホース は、食事もハイレベル。

ホワイトホース 近郊で獲れたバイソン肉のハンバーガー。クセはあまりなく、食べやすい。

イタリアンやカリビアン、ベトナム料理、和食など美味しい店が多く、内装もおしゃれ。

ユーコン川でとれた川魚やサーモン、バイソンの肉など、地元の素材を使った料理もあり、グルメな旅人も満足させてくれます。

地ビール「ユーコン・ブルワリー」の工場では、生ビールの試飲が無料で楽しめる。清らかな水で作られたビールは、国内外で高評価。

8月下旬からオーロラのシーズンに突入するホワイトホース 。8月下旬〜9月には世界遺産「クルアニ国立公園」での紅葉見学やユーコン川のカヌーなども楽しめ、世界中の観光客が訪れます。

少し遅めの夏休み。夢を叶える旅に、出かけてみませんか?

<取材協力:ユーコン準州観光局>

旅・子育て媒体を中心に取材・執筆するフリーライター。学生時代のモロッコ一人旅から始まり、グアテマラへの短期留学も経験。出産後はハワイ各島やニュージーランド、フィジー、国内など各地へ出向き、子どもも親も一緒に楽しみながら成長する家族旅に力を入れている。