東海大・山梨学院大・早大にも期待

他に東海大学・山梨学院大学・早稲田大学にも注目。
優勝候補校3校のでき次第では、充分チャンスがある戦力。
さらに帝京大学・中央学院大学も楽しみな存在。

今年の初出場の東京国際大学は選手が箱根駅伝独特の雰囲気にのまれなければおもしろい。
監督・コーチ陣が箱根駅伝を知り尽くしていても、選手にそれをどう伝えるか、伝わるか、選手自身が経験しないと分からないこともあるので、そういったことを踏まえて本戦で力を発揮できるように準備しているのではないかな。

箱根駅伝直前の過ごし方

自分が走るかどうか、自分がどの区間を走るのかは、事前にほぼ決まっているね。
この時期、一番嫌なのは体調を崩すこと。体調管理に気をつけていても、例えば電車に乗っていて、咳をしている人が周りにいるとそれがストレスになって、余計に疲れて、神経をすり減らして風邪を引きやすくなってしまうこともある。
だから寮に引きこもっている選手もいるけど、それもストレスになってしまうことも。
一方で、大学の選手層によっても違うけど、本番で走れるかどうか微妙なラインの選手が練習で好調をアピールしようとして、練習に体調を合わせてしまって本番で失敗してしまう、なんてこともある。選手はギリギリまで本選に出場するための調整を強いられている。

オーダー変更の真意

当日、オーダー変更があるけど、それは緊急の場合と、作戦の場合がある。
当日、明らかに体調不良であれば当然メンバー変更するし、プレッシャーに耐えられなくなって辞退する選手も過去にはいた。
箱根駅伝は1チーム10名の20チーム200人が走るので、200人の中に何人かは体調がおかしくなるし、中にはおかしいまま走ってしまう選手もいる。
作戦の場合のオーダー変更は、他の大学にチームの作戦を読まれないようにするため。
例えば先行逃げ切りのオーダーでいくのか、後半にも安定した選手をいれていくのかとか。
監督の采配もギリギリまで悩んでいることが多い。客観的に見たら、このオーダーしかないでしょという場合であっても、常に選手を見すぎているせいで、この区間で向かい風が強かったらどうしよう…、あの大学のあの選手がこの区間を走ったら…と考えすぎてしまうことも。

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