「超特急 CHRISTMAS ONEMAN LIVE Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~」 「超特急 CHRISTMAS ONEMAN LIVE Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~」

男性7人組グループ・超特急が12月23日・24日に東京・国立代々木競技場 第一体育館でワンマンライブを開催。メンバーのコーイチは、「僕らは代々木で止まるつもりはない。これからも走り続けます!」とさらなる高みを目指すことを約束した。

超特急は、ダンスを前面に押し出し、ボーカルが後ろで支えるという史上初となる“メインダンサー&バックボーカルグループ”として2011年に結成。ライブを中心に活動しながら、挑戦と試行錯誤を繰り返し、独自のスタイルと人気を確立してきた。今年は春と夏に全国ツアーを行い、すべての会場のチケットを完売。彼らにとって過去最大規模となる今回の公演も完売となった。

「超特急 CHRISTMAS ONEMAN LIVE Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~」と題した本公演は、“ファンタジートレインパーク”というテーマパークを舞台にエンターテインメントショーを展開。デビュー曲『TRAIN』で幕を開けると、数多のペンライトが会場を躍った。ライブ中盤には、ギタリストのマーティー・フリードマンがゲストで登場し、最新シングル『Beautiful Chaser』とglobeのカバー『Love again』で共演し、見事なギター演奏を披露。テーマパークの会長役として登場したヒャダインは彼らとのエピソードを明かし、会場を沸かせた。

ファンのために様々な演出が用意され、メンバーを乗せたトロッコが1階席と2階席の間を走り会場をぐるりと1周したり、アリーナに設けられた花道には彼らを乗せたミニSLが走るなど、すべてのファンの近くまでダンスと歌を届けた。本編最後に披露した『Starlight』では、ビジョンにメンバーひとりひとりの手書きメッセージを映し出し、会場を感動で包み込んだ。

そしてライブの最後にはサプライズも。俳優の遠藤憲一と渡部篤郎がビジョンに登場すると、来年1月から放送するドラマ『お義父さんと呼ばせて』の主題歌に、超特急の新曲『Yell』が起用されることになったことを伝え、さらにその新曲のセンターにはタクヤが務めることを発表。タクヤは「今日のライブで壁をぶち壊した感じがします。来年もがんばります!」と意気込みを語った。さらに、来年3月から全国ツアー『超特急 LIVE TOUR 2016 Syncronism』を開催することも発表。“Shout & Body”と“Body & Groovin’”の2つのテーマで全国10都市で11公演を行う。彼らの快進撃は来年も続きそうだ。

取材・文:門 宏