大みそか恒例の「第66回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが29日、東京都内で行われ、3回目の出場となるSexy Zoneがトップバッターで臨んだ。

 9時からスタートしたリハーサルを終えた中島健人は「ジャニーズにしか出せないダイナミックさと、人数で勝負。Sexy Zoneの良さを発揮できたら」と本番に向けて意気込みを語り、菊池風磨も「ほかの人にはまねのできないステージにしたい」と大きくうなずいた。

 今年のバックダンサーを務めるジャニーズJr.は70人で、司会の井ノ原快彦から「人数が多過ぎてセットが壊れるかもしれないからやめてほしい」と突っ込みを入れられたという。佐藤勝利は「いろいろな人に迷惑を掛けていますが、ダイナミックに良いものを作りたい」と苦笑交じりに語った。

 本番では、5人がパフォーマンスする「ニッポン Cha-Cha-Cha チャンピオン」に続いて登場する、伍代夏子の「東京五輪音頭」でコラボレーションも披露する。中島は、伍代の印象を「セクシー二乗って感じでした」と語って笑わせ、佐藤も「伍代さんの名前に五が入っていて五輪の歌を歌われるので、コラボは運命だと思いました」と喜んだ。

 フルメンバーの5人に戻っての紅白出場に、松島聡は「個人的にもグループ的にもいろいろな変化があって、こうして5人で戻って来られたのが僕らにとって一番大きい。5人らしさ、5人のカラーを出していけたら」と語り、マリウス葉も「経験を積んだので、力を、パワーを出し切っちゃいます」と熱い思いを語った。

 今年を表す漢字として中島は「激」、松島は「変」、マリウスは「新」を挙げ、菊池は「『進』。いろいろな形があって、ファンの方は『5人のSexy Zoneはどこに行っちゃったんだろう』と不安もあったと思う。時間を止めてしまったところもあるかもしれないけど、進化したところを見せたい」と意気込みを語った。

 佐藤は「5人の『五』って言えばみんな喜ぶと思う。元からのメンバーに戻って、『東京五輪音頭』でコラボレーションして、5人の良さが出る漢字」と得意げに笑ってみせた。

 番組は31日午後7時15分から11時45分に放送。