2016年がスタートしました。「昨年叶えられなかった目標を実現したい」「今年こそは外見・内面ともに磨いて、魅力的な人になりたい」など、やる気にあふれている女性も多いのでは。そんな方におすすめしたいのは本を読むことです。

インターネットでも様々な情報が集まりますが、本にはネットとは違う良さがあります。

目的の情報をサクッと探せるネットに対し、本では思いもかけなかった知識と出会える偶然性があるのです。だからこそ、いい本とのご縁は確実に自分を高めてくれます。

今回は年間200〜300冊の本にふれる読書好きな私が、「自分を高める」「自分をバージョンアップさせる」を軸に、仕事面だけではなく、日常生活全般でも役立つ本を10冊、厳選してご紹介します。

ライトに読める"上質な女"への道

1.『“一生美人"力 人生の質が高まる108の気づき』(齋藤薫)

読者の年齢や読む時期を問わない「外面・内面アンチエイジング」に関するコラム集。

いくら外側を飾り立てようと、歳を重ねるごとに内面は外見ににじみ出てくるものです。中身の空っぽさは誤魔化せなくなってきます。

だからこそ心を磨き続けなければならないし、生涯好奇心を持って知を吸収する女性こそ、輝きを放ち続けるのだと改めて考えさせられるはず。
 

2.『自信という最上のドレスの手に入れ方 それは小さな積み重ね』(エリカ・アンギャル)

自己肯定感が高い人ほど幸せになれます。

幸せは自分の心のありよう次第で、体内でエネルギーのように作り出せるもの。そのためには他人と自分を比べて一喜一憂するのではなく、まずは自分を受け止めることから始めよう、と著者は言います。

がんばるすべての女性たちを応援してくれる、やさしさ、温かさに満ちた一冊。
 

3.『一流の女が私だけに教えてくれたこと』(森綾)

黒柳徹子さん、黒木瞳さん、山本容子さん……そうそうたる著名な女性たちの立ち居振る舞いや言葉、考え方がたっぷりと、客観的に切り取られた贅沢な書。

今日からでも実践できそうな形で書かれているのがうれしいです。まずは憧れの人のスタイルを真似してみる――そこから上質な女への道は始まります。
 

4.『パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ』(岩本麻奈)

フランス人にとって恋愛は人生における超重要事項。

結婚を「家と家との結びつき」と解す日本人に対し、フランス人は結婚を「個と個の結びつき」と捉えます。それゆえ、パパとママではなく、男と女の艶感ある関係を維持し続けようと努力するのです。

マンネリに陥らないために必要ないい意味での緊張感、距離感の保ち方を実践的に学べる一冊。