第1位 …イケメンシェフ

『冷蔵庫をよろしく』©JTBC co.,Ltd all rights reserved
『3大料理王』©SBS

ここ数年間、韓国では「料理をする男」、料理男子がモテモテ! そんな流行に乗って(?)、テレビ局がこぞってイケメンシェフたちを起用した料理番組を制作しました。韓国一のスターシェフといえば、“セマウル食堂”のオーナーでシェフのペク・ジョンウォン。いわば、韓国の川越シェフ♪ イチオシ番組の『お家ご飯ペク先生』は、彼の“お家ご飯スクール”に芸能人たちが入門し料理を学ぶというコンセプトで人気を誇り、番組が終った次の日には、毎回、ここで紹介されたレシピがインターネットの検索ワードベスト10に上がるほど。

また、ぺク・ジョンウォンが毎週、あるテーマに沿った料理の名店を訪れレポートしたり、名店のシェフ3名がスタジオに集まり料理を披露し、抽選で選ばれた観客が試食できるというグルメバラエティ『3大料理王』も好評です。

G-DRAGON 『冷蔵庫をよろしく』©JTBC co.,Ltd all rights reserved拡大画像表示

そしていま、一番ホットな料理番組が『冷蔵庫をよろしく』。毎回、ゲストとして登場する芸能人の家にある冷蔵庫をそのままスタジオに運び込み、その冷蔵庫の中にある材料で、シェフたちがゲストのリクエスト料理を作る番組です。「オーダー!」でお馴染みの日本の某バラエティ番組をちょっとひとひねり、といったところでしょうか。

見どころは、お笑い芸人による冷蔵庫チェック! 賞味期限切れの食べ物が入っていたり、世界三大珍味が入っていたり(ちなみに、こちらはG-DRAGON)とスターたちの私生活を暴きます。もちろん、シェフたちが作る料理もさすが! 笑いアリ、美味しい幸せアリの番組です。

そんなシェフブームは、ドラマ界にも影響を及しています。イケメンシェフが主要人物として登場するドラマは、今年放送されただけでも『匂いを見る少女』『あなたを注文します』『ああ、私の幽霊様』『メンドロントット』『家族なのにどうして』『恋愛細胞シリーズ2』……と、数えきれない! 料理をしている時の真剣な横顔、美しい包丁さばき……イケメン俳優の料理姿、ごちそうさまです♪ 今後もシェフブーム、継続希望!

★『冷蔵庫をよろしく』はMnetにて2016年3月より日本放送スタート
★『ああ、私の幽霊さま(原題)』はMnetにて日本初放送中
★『3大料理王』はKNTVにて日本初放送中

K-POPライター。90年代に“韓国アイドルの元祖”H.O.Tにはまり、2001年から5年間の韓国留学。留学中に日本で起こった韓流ブームにのり、韓流ライターや韓流番組のMCとして活動。帰国後は、ライター業や翻訳家業を中心に活動。得意分野は、K-POP史と新人K-POPグループの青田買い。

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